神棚の扉は開けておく、閉めたまま、半開き?いつ開けていつ閉める?
神棚を祀っている家庭や事務所も多いようです。
あなたの家に祀ってある神棚の扉は開いていますか?それとも閉まっていますか?
神棚の扉は開けるのが正しいのでしょうか、それとも閉めるのが正しいのでしょうか。
もし閉める場合は、神棚の扉を閉める理由を知りたいですね。
次に、神棚の歴史・神棚の扉は開けるのと閉めるのではどちらが正しい・神棚の扉を閉めるのが正しいとする理由・神棚の形、などの紹介をします。
神棚の歴史
神棚の歴史を紹介します。
神棚のことが記されているのは古事記です。
古事記に、神を祀る棚を設けた最古の記述があります。
古事記には、天照大神が高天原を統治することになった時に、伊弉諾尊の御頸珠を御倉板挙之神として棚に奉斎したと記されているようです。
日本の歴史に神棚が登場するのは、中世江戸時代中期頃だと考えられています。
神道では神とは常在のものでは無く、人が祀る時に初めて現れるものとされています。
古代日本には神棚は存在していません。
神棚の誕生は神道大辞典に説明されています。
神道大辞典には、鎌倉時代から室町時代初期にかけて伊勢両宮の神官等が神符を各地に配布する頃に神棚が誕生したと説明してあります。
次に、神棚の扉は開けるのと閉めるのではどちらが正しい・神棚の扉を閉めるのが正しいとする理由・神棚の形、などの紹介をします。
神棚の扉は開けるのか閉めるのか
神棚の祀り方については、完全に統一されたスタイルはないようです。
神棚の祀り方には細部まで統一された形式はなく、また神棚の扉は開けるのが正しいのか、閉めるのが正しいのかも決まってはいないようです。
神棚の扉は開けるのが正しいのか、閉めるのが正しいのかにはそれぞれの考えがあります。
神札は神の依代なので、神を直接見るのは畏れおおいとする神道の考え方に従っている人は、神棚の扉を常時閉めておくべきとする考えになります。
神棚の扉は閉めるのが正しいとする理由は、
神札は神とその人(家)との絆であるので、神棚の扉は常時開けておくべきとするものです。
次に、神棚の形などの紹介をします。
神棚の形
神棚の扉は開けるのが正しいのか、閉めるのが正しいのかの考えがあります。
神棚の扉は開けるのか閉めるのかは、それぞれの理由に納得したほうに従えば良いのではないでしょうか。
神棚のお札の祀り方もいろいろあるようです。
神棚には一社宮と三社宮がありますが、形は自由でも良いとする考えもあります。
神棚の上部前面に雲の形の板を取り付けるまつり方などありますが、神棚の祀り方の細かい点においては、産土神社などにおいて尋ねて確認するのが良いとされているようです。
産土神社とは、生まれた土地の守護神を祀った神社です。
最近は、神棚の形も自由でよいという考え方が広まっているようです。
埼玉県神社庁では、「未来の神棚デザインコンテスト」が開かれているようです。