サンバ、ルンバ、ボサノバの違い
南米の曲には、ルンバ・サンバ・ボサノバなどいくつもの種類があります。
南米の曲は、おもわず踊りだしてしまいそうな愉快なリズムですね。
リオのカーニバルなどでは、きらびやかな衣装と愉快なリズムで皆楽しそうです。
愉快なリズムの、ルンバ・サンバ・ボサノバですが、ルンバ・サンバ・ボサノバの違いが分かりますか。
次に、ルンバ・サンバ・ボサノバの違いを紹介します。
ルンバ
ルンバ・サンバ・ボサノバの違いを分かるために「ルンバ」の概要を紹介します。
ルンバ(Rumba)はキューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽になります。
ルンバは、リズム名やダンス名でも使われています。
ルンバ(Rumba)は、キューバのルーツ・ミュージックです。
キューバに奴隷として連れられてきたアフリカ系民によって生まれた音楽と踊りです。
主にハバナとマタンサスで盛んに演奏されていて、休日・誕生日・結婚式など様々なパーティで使われています。
ルンバにはテンポが早い順番に、「コルンビア」・「ワワンコ」・「ヤンブー」の3種類があります。
コルンビアは、ルンバ・コロンビアとも呼ばれています。
「コルンビア」・「ワワンコ」・「ヤンブー」の中で一番速くて、男性主体のダンス音楽になります。
ワワンコはグァグァンコーとも発音されます。
最も一般的なミディアムテンポのルンバです。
恋の駆け引きをテーマにした曲が多いのが特徴で、男女でペアになって踊られます。
ヤンブーは3つの中で一番遅いリズムのルンバです。
ヤンブーは祭りの前に歌われます。
2016年に、キューバのルンバはユネスコの無形文化遺産に登録されています。
サンバ
ルンバ・サンバ・ボサノバの違いを分かるために「サンバ」の概要を紹介します。
サンバ(Samba)は、ブラジルの代表的な音楽です。
ブラジル音楽として知られているサンバ(Samba)ですが、アルゼンチンにもサンバ(Zamba)と呼ばれる音楽があります。
ブラジルのサンバ(Samba)とアルゼンチンにもサンバ(Zamba)は、まったくの別物の音楽です。
ブラジルでは毎年12月2日がサンバの日と定められています。
サンバの日に、翌年2月前後に行われるサンバカーニバル曲集が発売されます。
サンバの日には多くのイベント等が開催されています。
ボサノバ
ルンバ・サンバ・ボサノバの違いを分かるために「ボサノバ」の概要を紹介します。
ボサノバ(Bossa Nova)は、ブラジル音楽のジャンルのひとつになります。
「Bossa Nova」の「Nova」はポルトガル語で「新しい」を意味しています。
「Bossa」はポルトガル語で「隆起、こぶ」を意味しています。
「Bossa Nova」は、「新しい傾向」・「新しい感覚」などという意味になります。
「Bossa Nova」は1950年代後半に、リオデジャネイロのコパカバーナやイパネマやミュージシャンたちによって生み出されました。
ブラジルでのヒットのきっかけは、「シェーガ・ジ・サウダージ、(想いあふれて)」のシングルレコードからです。