小計、合計、総計の違いと使い方、例文
小計・合計・累計・総計の違いを間違うと大変なことになります。
ビジネスシーンだけでなく、日常生活でも見聞きする小計・合計・累計・総計の違いを正しく知ることで間違えません。
小計・合計・累計・総計は、数字の計算結果や計算の仕方を表す時に使う言葉です。
小計・合計・累計・総計では、「小計・合計・総計」と「累計」では性質が異なります。
「累計(るいけい)」は、部分ごとの小計を順番に加えた合計になります。
「累」の文字には、つみ重ねる・次々とつながり重なるなどの意味があります。
累計・累積・累代・累々・累日・累加などと使います。
自動車販売台数の月の累計という場合は、1日に販売した自動車の計を1ヶ月間積み重ねた計という意味になります。
家計では、燃料の月の累計・肉の月の累計や、電気代の1年の累計やガス代の1年の累計などと使います。
次に、小計・合計・総計の違いの紹介をします。
小計
小計・合計・総計の違いを分かるために「小計」の概要や使い方を紹介します。
「小計」とは1部分の合計になります。
「小計」はいろいろな場面で使われます。
商品ごとに集計した場合の小計や、時間軸で集計した小計などです。
次に、合計・総計の違いについて紹介します。
合計
小計・合計・総計の違いを分かるために「合計」の概要や使い方を紹介します。
「合計」は、小計や計の和になります、合わせ数えることです。
「合計」も小計と同じく、商品ごとに集計した場合の合計や、時間軸で集計した合計などで使います。
次に、総計の違いについて紹介します。
総計
小計・合計・総計の違いを分かるために「総計」の概要や使い方を紹介します。
「総計」は全部をまとめて計算した結果や、全部をまとめて計算することなどです。
「総計」も合計や小計と同じく、商品ごとに集計した場合の総計や、時間軸で集計した場合の総計などで使います。
「小計」・「合計」を合わせたものが「総計」になります。
自動車を販売している会社を例にして、時間軸で集計した「小計」・「合計」・「総計」を説明します。
1日の自動車販売台数を「小計」・1週間ごとの販売台数を「合計」にした場合、1か月間の販売台数を「総計」として算出します。
自動車を販売している会社を例にして、車種ごとに集計した場合の「小計」・「合計」・「総計」を説明します。
軽自動車・普通車などの乗用車と、軽トラック・トラックなどの貨物車を分類して売上高を計算する場合。
軽自動車・普通車・軽トラック・トラックそれぞれの車種の売上高を「小計」にします。
乗用車と貨物車の売上高を「合計」として算出します。
乗用車と貨物車を合算した「総計」が自動車の売上高になります。
この場合、時間軸の「総計」と車種ごとの「総計」は同額になります。