お賽銭を投げる?投げてはいけない?入れ方と跳ね返るとどうなる?

お賽銭(さいせん)の入れ方では投げるのは正しいのでしょうか。

お賽銭が跳ね返ると吉でしょうか凶でしょうか。

お賽銭の投げ入れ方や跳ね返った時には何か意味があるのか知りたいですね。

お賽銭は、祈願成就のお礼として神や仏に奉納する金銭になります。

「賽」には、神から福を受けたのに感謝して祭る意味があるようです。

現在では、お賽銭というと金銭になりますが、元々は金銭ではなく幣帛・米などを供えました。

お賽銭の金銭は「散銭」ともいいます。

お賽銭は古くは米が神仏に供えられていました。

米が神仏に供えられていた時の形態は、神前や仏前に米を撒く「散米」や「おひねり」でした。

洗った米を紙に包んでそなえるのを「おひねり」といいます。

金銭を供えるようになったのは、中世以降の庶民に貨幣経済と社寺への参詣が浸透しはじめた時期になります。

参詣が一般化した都市の風習として、賽銭をあげることが流行になったようです。

現在のようにお賽銭を入れる賽銭箱が置かれるようになったのは近世以降になります。

 

次に。お賽銭のこと・お賽銭は投げるのか?投げてはいけないのか?・お賽銭が跳ね返るときの意味などの紹介をします。

 

お賽銭

 

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神社で参拝する時には2拝2拍手1拝しますが。

お賽銭は2拝する前に入れます。

神社に参拝する時には、お賽銭を賽銭箱に投入した後で2拝2拍手1拝をします。

お寺であれば、お賽銭を賽銭箱に投入した後で合掌します。

目を閉じながら神仏への願い事やお礼を心の中で唱えます。

賽銭箱が存在していない地蔵や神体の前にもお賽銭が置かれていることがあります。

博物館に展示されている仏像や神像の前には、「賽銭をあげないでください」などの注意書きがある場合もあります。

お賽銭は願いを聞いてもらうためと思っている人も多くいますが、お賽銭は願いを聞いてもらう対価ではないとする説もあります。

自身の罪を金銭に託して祓うとする説(浄罪箱)や、賽銭箱に硬貨を入れる音で罪祓うなどの説があります。

次に、お賽銭は投げるのか?投げてはいけないのか?・お賽銭が跳ね返るときの意味などの紹介をします。

 

お賽銭は投げ入れる?

 

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お賽銭を投げるのは正しくないのか?

お賽銭を賽銭箱に入れるのにマナーやルールがあるのでしょうか。

神社には、特にお賽銭を賽銭箱に入れるルールはないようです。

お賽銭を投げ入れるのが罰当たりのようで抵抗感がある人は、賽銭箱に近づいて上から落とすように入れると良いようです。

参拝者で混雑する時期には神社もいくつも賽銭箱を用意しています。

お賽銭を投げて人に当たると危険なので、賽銭箱の近くまで寄ってから上から落とすように投げ入れると安全・安心ではないでしょうか。

次に、お賽銭が跳ね返るときの意味などの紹介をします。

 

お賽銭が跳ね返る

 

お賽銭を投げると危険なので、賽銭箱の近くまで寄って(神様に近づいて)から上から落とすように投げ入れてください。

賽銭箱に投げ入れたお賽銭が跳ね返ると神様が願いを受け付けないような気になりますが特に意味はないようです。

初詣で混雑していると賽銭箱に使づけないこともあります。

本当は賽銭箱に近づいて(神様に近づいて)シッカリお賽銭を投げ入れたいですが、仕方なくチョット離れた位置から投げ入れることもあります。

離れた位置から投げると、賽銭箱に当たって跳ね返ったり賽銭箱に入らないこともあります。

お賽銭が跳ね返っても気にすることはありません、シッカリと願いは神様に届いていると思います。

只、離れた位置から投げて人に当ててしまうと、縁起が悪いだけでなくケガに繋がることもあるので注意してください。