夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日、熱帯夜の違いと定義。気温は何度?

夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜の違いを知っていると、周りに自慢できそうです。

夏日や真夏日などの気象用語は、国土交通省の気象庁の気温に関する用語でまとめられています。

気温とは、通常は地上1.25~2mの大気の温度を摂氏(℃)単位で表します。

氷点下とは気温0度以下のことです。

最低気温を新聞等で掲載するときには、前日21時~当日9時を対象とした値のことが多いようです。

最低気温を新聞等で掲載するときには、当日0時~15時を掲載していることが多いようです。

高温域とは、周辺よりも気温が高い地域になります。

低温域とは、周辺よりも気温が低い地域になります。

気温の逆転とは、大気の鉛直の気温分布で下層よりも上層が高くなっている状態になります。

気温の日較差とは、1日の最高気温と最低気温の差になります。

気温の月較差とは、1ヶ月の最高気温と最低気温の差になります。

気温の年較差とは、1年の最高気温と最低気温の差になります。

寒気とは、周りの空気に比べて低温な空気になります。

寒波とは、主に冬期に広い地域に2~3日かそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらす寒気が到来することになります。

暖気とは、周りの空気に比べて高温な空気になります。

熱波とは、広い範囲に4~5日かそれ以上にわたって顕著な高温をもたらす現象になります。

 

次に、夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜の違いを紹介します。

 

夏日と真夏日

 

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夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜の違いを知るために、「夏日」と「真夏日」の概要を紹介します。

「夏日」とは、日最高気温が25度以上の日になります。

「真夏日」は、日最高気温が30度以上の日になります。

「夏日」と「真夏日」では最高気温に5度の差があるのですね。

ついでに、寒い日のことを「冬日」や「真冬日」といいます。

「冬日」は、日最高気温が0度未満の日になります。

「真冬日」は、日最高気温が0度未満の日になります。

 

猛暑日・酷暑日

 

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夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜の違いを知るために、猛暑日と酷暑日の概要を紹介します。

「猛暑日」は、日最高気温が35度以上の日になります。

「酷暑日」は、気象庁の気象に関する用語にはまとめられていません。

「酷暑日」は「猛暑日」と同じと考えても良さそうです。

「猛暑日」は日最高気温が35度以上の日を指すので、「酷暑日」も同じ最高気温になります。

「酷暑日」という言葉があるのは、気象庁が気象用語を発表する前にマスコミが使っていた言葉が一般化して定着したと考えられています。

「猛暑日」と違い「酷暑日」は非公式用語になります。

 

熱帯夜

 

「夏日」とは、日最高気温が25度以上の日でした。

「真夏日」とは、日最高気温が30度以上の日でした。

「猛暑日」は、日最高気温が35度以上の日でした。

「酷暑日」は気象庁が使う気象用語ではありませんが猛暑日と同じと考えられます。

「熱帯夜」は、夜間の最低気温が25度以上のことです。

夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日・熱帯夜の違いを知っていると、天気予報を確認するときにスムーズに気温の状態を理解できます。