指先がチクチクと痛みがある原因と懸念される病気と対処方法
指先がチクチクしたり“しびれ”がありませんか。
指先のチクチク痛みは病気かもしれません。
続くようであれば病院での診察をおススメします。
指先がチクチク痛くなる病気に「手根管症候群」があります。
手根管症候群の疑いがある人は次のような痛みがあるようです。
・ガラス繊維が刺さっているような「チクッ」と痛みが指先に感じる
・「チクッ」と痛みがときどき発生して時間の経過とともに治まる
・いつも指先にとげが刺さっているチクチク感覚の痛みがある
・チクチク痛みはランダムに、人差し指・中指・薬指の先端から指の腹にかけて発生するなどです。
手根管症候群になると、示指(人差し指)・中指のしびれ&痛みの初期症状~最終的には母指(親指)から環指(薬指)の母指側がしびれるようになります。
手を振るや指の曲げ伸ばしすることで痛みが楽になる人もいます。
「手根管症候群」が悪化すると母指の付け根(母指球)がやせて母指と示指(人差し指)できれいなOKサインができなくなるようです。
指先のチクチクは軽く考えないで病院での早めの治療をおススメします。
次に、指先のチクチク痛みやしびれの病気の手根管症候群の紹介をします。
指先のチクチク痛みとしびれ
指先のチクチク痛みと“しびれ”が疑われる病気は手根管症候群になります。
手根管症候群は、手のしびれや痛みの原因では代表的な病気になります。
手首の手根管を通っている手の神経が圧迫されることでチクチク痛みやしびれ症状がでます。
チクチク痛みやしびれだけでなく手根管症候群が進むと、指の動きの悪化や手のひらの 筋肉の萎縮などになります。
一般的な手根管症候群での“しびれ”は、親指から薬指の4本指に強くなり小指はしびれないなどの特徴があります。
指先のチクチクの原因
手根管症候群になると、指先のチクチク痛み・しびれから指の動きが悪い・筋肉の萎縮などがおきます。
手根管の部分が狭くなって神経が圧迫される手根管症候群の原因は不明なことが多いようです。
一般的に女性に多い病気で、妊娠・出産と関連して症状が出る人がいます。
妊娠出産と関連している人が多いので女性ホルモンとの可能性も考えられています。
手根管症候群の原因として考えられているのは女性ホルモンだけでなく、糖尿病・リウマチ・腎不全(透析)・甲状腺機能低下症・アミロイドーシス・自己免疫疾患などとも関連していることが知られています。
手を酷使することで手根管症候群を悪化させること知られています。
女性に多いのは、家事や育児などで手首を酷使しているからと考えられています。
手根管症候群の治療
指先のチクチク痛みやしびれが起きる手根管症候群になったら、病院での治療と合わせて生活習慣での対応も大切になります。
生活習慣で適切な対応をすることで、痛み・しびれ等の自覚症状を徐々に減らせます。
生活習慣で気をつけることは、手首の安静を保つことです。
手首をあまり曲げたり伸ばしたりしなくてもすむようにギプスやサポーターなどを活用します。
日常生活の中で手首を安静に保つように気を付けて、睡眠中には固定具を用いることが大切です。
病院で処方される薬には、消炎鎮痛剤(痛み止め)・ビタミン剤などがあります。
手首の手根管に直接、ステロイド剤を注射する治療もあります。
手根管症候群の症状が強い場合や慢性化して長期の場合は手術もあります。