冬に日本海側に雪が多く降る理由と太平洋側との違い

冬季になると日本海側にはたくさんの雪が積もります。

日本海側の積雪が多い理由が気になりませんか。

日本海側の気候と太平洋側の気候の違いを知っていれば旅行に役立てられそうです。

日本の気候は、日本海側と太平洋側では大きな違いがあります。

瀬戸内海沿岸や中央高地では年中降水量が少なくなっています。

南北に長い日本では、緯度による気候の差異も大きいのが特徴です。

ケッペンの気候区分では、日本はほぼ温帯湿潤気候か冷帯湿潤気候に属しています。

日本は四季がはっきりしていて、気温の年較差が日較差よりも大きくなっています。

降水量が多いことや、梅雨や秋霖の影響で降水量の年変化が大きいことも日本の気候の特徴です。

日本の平均気温は、長期的には100年当たり約1.21℃上昇しているとされています。

 

次に、太平洋側の気候・冬に日本海側に積雪が多い理由・日本海側と太平洋側の気候の違いのまとめ、などの紹介をします。

 

太平洋側の三陸・常磐型の気候

 

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太平洋側の気候の特徴は、太平洋から吹く南東の季節風で、夏には雨が多く冬には雨が少ないことがあります。

三陸・常磐型の気候を紹介します。

春は4月末には移動性高気圧に覆われるようになり、1年で日照時間が最多となります。

春から夏にかけては、オホーツク海高気圧の張り出しにより東よりのやませが吹きます。

残暑は短く、秋には秋雨前線が南下し台風の接近が多くなります。

9月には降水量が1年で最多となります。

冬は、南部で積雪が長期間続くことはまれです。

宮城県では冬の寒さが東北地方の割には厳しくありません。

次に、太平洋側の東海、関東型と中央高原型の気候・冬に日本海側に積雪が多い理由・日本海側と太平洋側の気候の違いのまとめ、などの紹介をします。

 

太平洋側の東海・関東型と中央高原型の気候

 

太平洋側の東海・関東型の気候を紹介します。

埼玉県東部では、秩父山地を越えた西風が吹き下ろすフェーン現象で最高気温が上昇しやすくなります。

東海地方・関東地方とも、秋に降水量が多くなります。

北東気流は三陸沖を渡るとき、水蒸気を補給されながら関東地方に吹き付けてくるので、関東地方だけぐずついた天気になることがあります。

南岸低気圧による降雪の際は、低気圧が通過する間の短時間しか北東気流は流れ込まないので、ほとんどは天気が早く回復します。

冬の関東地方に吹く、冷たく乾燥した風を「空っ風」といいます。

中央高原型の気候を紹介します。

全域において降水量は少なく、年較差は大きいのが特徴です。

年間の降水量は少ないのは、周囲を山脈に囲まれていて台風・低気圧・前線などの影響を受けにくいからです。

年較差や日較差が大きいのは、海の影響を受けにくいからだとされています。

夏は暑いですが、湿度が低い上に夜になると涼しいので熱帯夜になることはほとんどありません。

次に、冬に日本海側に積雪が多い理由・日本海側と太平洋側の気候の違いのまとめ、などの紹介をします。

 

日本海側は積雪が多い

 

国立公園立山_雪の大谷

 

冬の日本海側は積雪が多いですね、日本海側と太平洋側の積雪量には大きな違いがあります。

冬になると大陸から日本に向かって、乾いた風(季節風)がいてきます。

冬の冷たい風が温かい日本海の上を渡ってくるうちに水蒸気を吸った雲になります。

冬の日本海の上で水蒸気を吸った雲は、日本海側の日本アルプスなどの山脈にぶつかることで雪が降ります。

山脈を通り抜けるときに水蒸気を「雪」として落とすので、太平洋側では冷たく乾燥した風(空っ風)が吹きます。

日本の中で雪がよくふるのは、北海道から山陰地方にかけての日本海側です。

本州の日本海側は、平野部としては世界で最も低緯度にある積雪地帯になります。

豪雪地帯は日本海側の地域に集中しています。

日本海側の豪雪地帯では、ひと晩に数メートルもの雪がふることもあり、冬の間中、雪にうもれた生活を送ることも多いようです。

日本海側の積雪量は平野部でも2~3mに達します。

世界でも有数の積雪量のある豪雪地帯がある日本は、国土の半分以上が「豪雪地帯」に指定されています。

日本海側と太平洋側の積雪の違いをまとめると、

・日本海側では、日本海の上を越えてくる北西の季節風で冬に雪や雨が多くなる。

・日本海側に「雪」を落とした結果、太平洋側では冷たく乾燥した風(空っ風)になる。

太平洋側では、太平洋から吹き込む南東の季節風で夏に雨が多い気候になります。