思料と思慮の違い、使い分け方。会社の稟議書で使う場合はどっち?

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思料(しりょう)と思慮(しりょ)の違いが分からないと、ビジネスシーンで恥ずかしい思いをすることになります。

思料と思慮の意味を正しく理解すれば使い分けで間違うことはありません。

ビジネス文書での思慮と思料の使い分けを知っていれば、仕事もスムーズに進みます。

会社の稟議書では「思料」と「思慮」のどちらを使えばよいのでしょうか。

稟議書とは、稟議を行うための文書で、起案書・立案書などということもあります。

稟議とは、会社・官庁などの組織で、担当者が簡易案件を作成して関係者に同意の捺印と承認を求めることをいいます。

原則としては、組織の活動における意思決定は会議による合議制で行われます。

しかし、会議は時間と経費を必要とします。

日常的な業務での意思決定や簡易な決裁は、決裁権者を定めて一任します。

只、最終的な決裁権者にすべての判断が求められると、個々の案件についての考慮・審査が疎かになります。

稟議は、決裁権者が決裁する前に、多数の関係者を関与させて、より慎重に幅広く考慮・審査する仕組みです。

以上から、稟議書の正しい書き方はビジネスシーンでは大切になります。

 

次に、思料と思慮の違い・思慮と思料の使い分け例・会社の稟議書で使う時は?などの紹介をします。

 

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思料(しりょう)

 

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思料と思慮の違いを分かるために「思料」の概要を紹介します。

「思料」は、一般的には多く見かける言葉ではありません。

言葉としての「思料」の意味を知らない人も多いのではないでしょうか。 

「思料(しりょう)」の意味は、いろいろと思いを巡らし考えること・思い計ること、になります。

いろいろと思いをめぐらして考えることを「思料」と言います。

思料の類語には、「思案」・「熟慮」・「思惟」などがあります。

思案(しあん)の意味は、考えを巡らす、になります。

熟慮(じゅくりょ)の意味は、しっかり考えること・十分考える、になります。

思惟(しい)の意味は、考えること、になります。

「思料」は、いろいろと考えを巡らすことなので、1つのことを多方面から考えることです。

次に、思慮のこと・思慮と思料の使い分け例・会社の稟議書で使う時は?などの紹介をします。

 

思慮(しりょ)

 

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思料と思慮の違いを分かるために「思慮」の概要を紹介します。

「思慮」は、注意深く心を働かせて考えることです。

その考えや慮り(おもんばかり)です。

日常の言葉で表現すれば、思慮(しりょ)とは「シッカリ考えること」になります。

思慮の使い方では、よく考えずに行動する人を「思慮が浅い人」といいます。

よく考えてから行動する人は「思慮が深い人」といいます。

考えの浅さや深さを表現することに使われるのが「思慮」になります。

思慮は否定的な時にも、肯定的な時にも使われる言葉です。

「思慮が浅い」と言う時は、後先を考えない無計画さを否定的に表現するときに使います。

「思慮が深い」と言う時は、先のことを慎重に考える計画性を肯定的に表現するときに使います。

「思慮」は、1つのことを深く集中して考えることです。

次に、思慮と思料の使い分け例・会社の稟議書で使う時は?などの紹介をします。

 

思慮と思料の使い分け例

 

思料と思慮の違いが分かれば、思慮と思料の使い分けを間違うことはありませんね。

思料(しりょう)は、いろいろと考えを巡らすことで、1つのことを多方面から考える時に使う文字です。

思慮(しりょ)は、注意深く心を働かせて考えることで、1つのことに深く集中して考える時に使う文字です。

思慮と思料の使い分け例を紹介します。

思慮の使い方には、

・思慮に欠ける行動をして後悔しています

・思慮が足りない行動は慎んでください

・あなたは思慮が浅く見えます

・彼の言動は思慮が浅く感じられます、などがあります。

思料の使い方には、

・弁護側が思料する証拠は十分です

・弁護士が思料することで、事件の真相が明確になった

・証言を思料すると、矛盾点が多く見える、などがあります。

稟議書の書式は、組織により異なります。

稟議書は各組織の内部文書とされることが多いので、書式は組織ごとに独自に定められています。

「思料」という言葉は一般的には使わない法律用語なので稟議書には適していません。

「思慮」も稟議書に使うのにはチョット違和感があります。

稟議書には「思料」や「思慮」に代えて、「判断する」・「考える」などを使ったほうが無難です。


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