市、町、村、街の違いと使い分け方。まちづくりはなぜ平仮名?

市町村の違いを正しく知って入れば子供から聞かれたときに慌てなくてもよいですね。

「街づくり」と「町づくり」ではどのような違いがあるのか気になります。

また、「まちづくり」がなぜ平仮名になっているかも知っていれば役立ちそうです。

市町村とは地方公共団体の総称になります。

地方公共団体には、「市」・「町」・「村」があります。

地方自治法2条3項では「基礎的な地方公共団体」となっています。

基礎的な地方公共団体の市町村は、包括的地方公共団体である都道府県と対比されています。

市町村は基礎自治体になります。

基礎自治体には市町村の他にも特別区(都の区)があります。

特別区と市町村を合わせて、「市区町村(しくちょうそん)」や「市町村区(しちょうそんく)」と呼ばれています。

東京都では、都内で人口最多の基礎自治体は特別区(23区)なので、公的には区市町村(くしちょうそん)になります。

 

次に、市町村の違い・街づくりと町づくりとは・まちづくりが平仮名なのはなぜ?などの紹介をします。

 

市町村

 

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市町村(しちょうそん)の違いを分かるために、「市町村」の概要を紹介します。

2018年での基礎自治体=市区町村・市町村区の数は、

・「市」-792・「町」-743・「村」-183・「特別区」-23になります。

地方自治体法上は、市町村の間に法的な取り扱いの大きな違いはありません。

市町村の機関には、議決機関として市町村議会・執行機関として市区町村長・各種行政委員会があります。

市町村の違いでは人口での区分が分かりやすいですね。

市の人口は50000人以上です。

町の人口は8000人以上です。

村の人口は8000人以下です。

市になる要件は、人口が5万人以上である・各地域の中心となる市街地が6割以上を占めている・各都道県で定められている都市的な施設が存在する、などがあります。

町になる要件には、人口が8千人以上である・中心となる市街地が6割以上を占めている・商工業従事者が人口の5割以上を占めている、などです。

「村」は「町」になる要件を満たしていない場所になります。

次に、街づくりと町づくりとは・まちづくりが平仮名なのはなぜ?などの紹介をします。

 

街づくり・ 町づくり

 

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市町村の違いを知っていると、自分が住んでいる地域がどうして「市」・「町」・「村」なのか分かりますね。

「街づくり」と「町づくり」の「街」と「町」には特に理由はないようです。

「街づくり・町づくり」は、街の建物を発展させることです。

「街づくり・町づくり」の言葉が使われる場合の「まち」は既存のものになります。

建物や道路といったハード面と、歴史文化などのソフト面を、保護や改善してさらに住みやすい「まち」にする活動全般を「街づくり・町づくり」と言います。

衰退した地域の復興を目指す再生活動は「地域おこし、まちおこし」になります。

「街づくり・町づくり」の言葉は、明確な定義をしないで都市開発・地域社会の活性化などで使われています。

「街づくり・町づくり」などの表記の他に「まちづくり」などの平仮名表記も使われています。

次に、まちづくりが平仮名なのはなぜ?などの紹介をします。

 

「まちづくり」が平仮名なのは?

 

「街づくり・町づくり」の表記ではなく平仮名の「まちづくり」なのはどうしてか?気になったことはありませんか。

「まちづくり」という平仮名表記は、ある研究者グループの著書にあるようです。

その著書では、「まちづくり」とは「都市計画」から発展・変遷してきた言葉だとされているようです。

交通機関や公共施設などインフラの「ハード」から、市民が生活を楽しく充実させるための「ソフト」が大切な時代に変わってきた、ということで平仮名の「まちづくり」になったようです。

漢字の「街」・「町」でなく、市民がなんとなく生活している共有空間としての「まち」であることから、「まちづくり」が平仮名で定着したとされています。