パルマローザの効能、使い方
多くの化粧品に使われる、万能薬のパルマローザが注目されています。
パルマローザの持つ身体・心・肌への効果と効能やパルマローザの使い方を知っていれば役立ちそうです。
パルマローザなどのハーブの芳香成分が注目されています。
ハーブの芳香成分には脳内分泌物として有名なドーパミンを出す働きがあるようです。
ハーブの、やる気を引き出す働きや幸福感を得る働きは魅力的ですね。
アロマなどの精油に含まれている「ゲラニオール」という芳香分子には、ドーパミンの分泌を促進する働きがあると考えられています。
ゲラニオールを含むハーブには、パルマローザ・ゼラニウム・ローズ・シトロネラ・レモングラスなどがあります。
ゲラニオールの含有量は、
・パルマローザが75~85%
・ゼラニウムが10~20%
・ローズが5~10%
・シトロネラが15~25%
・レモングラスが0~5%になっているようです。
次に、パルマローザのこと・パルマローザの効能・パルマローザの使い方・パルマローザとドーパミンについて紹介します。
パルマローザ
パルマローザは、カヤツリグサ目イネ科オガルカヤ属の植物です。
パルマローザからとった精油の香りはオリエンタル系です。
シトラスとフローラルが混ざったような、爽やかなローズのような香りになります。
パルマローザに含まれている主な成分は、ゲラニオール75~85%・酢酸ゲラニル・リナロールなどです。
パルマローザの精油が使われ始めたのは18世紀頃だと考えられています。
インドやトルコにもありますが、マダガスカル産の精油が最も高品質と言われています。
パルマローザは、タバコの香りづけや香水の原料として使われています。
インドではアーユルヴェーダの治療にパルマローザが使われています。
次に、パルマローザの効能・パルマローザの使い方・パルマローザとドーパミンについて紹介します。
パルマローザの効能
パルマローザには、心への効能・体への効能・皮膚への効能が期待されています。
心への効能は、神経系をリラックスさせることです。
自然の流れに身を任せる柔軟さを与えるパロマローザは抗うつにも効果的だとされています。
体への効能は、体のバリア機能をアップさせることです。
ウイルスや細菌から体を守る作用があります。
泌尿器や生殖器系の感染症・膀胱炎・尿道炎・神経痛・頭痛・座骨神経痛・リウマチ痛などを抑える働きや、内分泌系やリンパ系にも良い働きがあります。
皮膚への効能は、皮膚の細胞の調整をすることです。
パルマローザはスキンケアに使われる精油です。あらゆるタイプの肌にあう精油なので安心して保湿・消炎・抗菌・抗ウイルスに使えます。
次に、パルマローザの使い方・パルマローザとドーパミンについて紹介します。
パルマローザの使い方
パルマローザには心・体・皮膚に役立つ効能があります。
パルマローザの使い方には、芳香浴・沐浴・ボディーケア・ハンドケア・ヘアケア・スキンケア・保湿クリーム・フレグランス・ホームケアなどがあります。
パルマローザをドーパミン分泌に役立てるには、直接塗布よりもデイフューザーで部屋に芳香成分を拡散して吸い込むほうが有効です。
体に入った芳香成分が、その人に力を発揮できるようにサポートします。
芳香成分の不要な分は、汗や尿に交じって速やかに排出されるので、ドーパミンが出過ぎる心配はありません。