ミニトマトとトマトの栄養価の違い。トマトはミニトマト何個分?
ミニトマトとトマトの栄養成分には大きな違いがあるのでしょうか。
ダイエット中の人は、トマトにはミニトマトの何個分のカロリー・糖質があるのか気になるようです。
トマトの英語表記は「Tomato」です。
トマトは南アメリカのアンデス山脈高原地帯を原産地とするナス科ナス属の植物になります。
スーパーや八百屋さんで「トマト」として売られているのはトマトの果実です。
トマトは緑黄色野菜として健康・美容に役立っています。
トマトは、日本語では「唐柿(とうし)」・「赤茄子(あかなす)」・「蕃茄(ばんか)」・「小金瓜(こがねうり)」・「珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)」などと呼ばれることもあります。
次に、トマトのこと・ミニトマトとトマトの栄養成分・トマトはミニトマトの何個分のカロリーや糖質がある?などの紹介をします。
トマト
トマトは生食されることが多くサラダ料理などに使われています。
サラダだけでなく、焼きトマトなどで食べても美味しいですね。
トマト料理でよく知られているものには、メキシコ料理のサルサ・イタリア料理の各種ピザ・パスタ用のソース・ヨーロッパのシチュー・中華料理の炒め物やスープがあります。
最近の日本では、トマトを使ったトマトラーメンを出す店も増えているようです。
トマトは、「ケチャップ」・「トマトソース」・「ピザソース」などの用途のために年間消費量が野菜の中でもトップになっています。
トマトは品種によって酸味・甘みの度合いが大きく異なります。
トマトは皮の硬さもいろいろなので、料理に応じて適したものを選んで使うのがポイントです。
トマトを色で分類すればピンク系・赤系・緑系に大別されます。
ピンク系トマトの果実はピンク色で、赤系トマトの果実は濃い赤やオレンジ色です。
世界では多くの品種が赤系トマトですが、日本ではピンク系のトマトの人気があります。
国産の品種は生食用として栽培されるものはピンク系のものが殆どです。
赤系トマトは加工用に使われることが多いですが、近年になって赤系トマトに多く含まれる抗酸化作用があるリコピンに注目が集まっています。
次に、ミニトマトやトマトの栄養成分・トマトはミニトマトの何個分のカロリーや糖質があるか紹介します。
ミニトマトやトマトの栄養成分
ミニトマトとトマトの栄養成分には違いがあるのでしょうか。
ミニトマトのほうがトマトに比べると栄養成分が多く含まれているようです。
その理由は、トマトの栄養成分は果肉よりも皮に多く含まれているからです。
同じ重さのミニトマトとトマトであれば、ミニトマトの皮の比率が多いので栄養成分も多くなりますね。
次に、一般的なトマトの栄養成分について紹介します。
トマトは、他の緑黄色野菜類と同じくビタミンCを多く含んでいます。
トマトに含まれているビタミン類では、ビタミンAになるβ―カロテンもあります。
β―カロテンには、抗発ガン作用や免疫賦活作用があるとされています。
髪の健康維持・視力維持・粘膜や皮膚の健康維持・喉や肺など呼吸器系統を守る働きも期待されています。
トマトに含まれている栄養成分ではリコピンが有名です。
トマトの赤い色の元はリコピンといわれる色素です。
リコピンはカロテンの一種ですが、β―カロテンとは違ってビタミンAには変化しません。
リコピンそのものに活性酸素を減らす働きがあるとされています。
リコピンの抗酸化作用は、β―カロテンやビタミンEの数倍あるとされています。
トマトには脂肪燃焼効果のある成分も含まれています。
トマトの果汁に脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす成分が含まれているようです。
トマトは飲酒後のアルコール濃度低下にも効果があるという研究結果もあります。
お酒を飲む時に一緒にトマトを食べると、血液中のアルコール濃度が3割ほど低下するようです。
トマトはグルタミン酸の濃度が非常に高いために旨味があります。
美味しいトマトを食べて健康美人になりませんか。
次に、トマトはミニトマトの何個分のカロリーと糖質があるのか紹介します。
トマトとミニトマトのカロリー・糖質
トマトはダイエット中におススメの緑黄色野菜です。
ミニトマトとトマトを同じ重さ食べるのであれば、ミニトマトの栄養成分が多くなります。
トマト1個の重さは150~200gで、ミニトマト1個の重さは20~30g程度です。
トマトはミニトマトの何個分か気になることがあります。
トマトはミニトマトの約7個分の重さだと考えられます。
トマト100gのカロリーは、18Kcalで糖質は3.7gです。
ミニトマト100gのカロリーは、29Kcalで糖質は5.8gです。
ミニトマトのほうがカロリー・糖質共に多いですが、ダイエット中でも気になる数値ではありませんね。