尾てい骨が痛いのは病気?腰痛?原因、改善方法
尾てい骨の痛みが続くときには、尾てい骨が痛い病気の可能性があります。
尾てい骨歩くと痛いや、尾てい骨が立ち上がる時痛いなどが続いたら病院での受診をおススメします。
尾てい骨の痛みの原因には、ケガと病気があります。
通常の痛みは打撲が原因のことが多いようです。
突然尻もちをついたり、お尻を何かにぶつけたりして尾てい骨に衝撃が加わったときに痛みがあります。
軽度な打撲や、チョットした打ち身などと呼ばれる状態であれば痛みは時間とともに鎮静化します。
強い打撲であれば、皮下組織や筋肉に損傷が生じて痛みが続くことがあります。
強い衝撃の場合は内出血や腫れが現れる事もあります。
通常の打撲であれば時間とともに自然に良くなっていきます。
いつまでも痛みが残る場合には骨折などの原因を考える必要があります。
打撲で尾てい骨の痛みが改善しないときには整形外科の診察をおススメします。
尾てい骨とは、背骨の末端の「尾骨」のことです。
打撲や、ぶつかったり転んだりなどで強い衝撃を受けると、「尾骨」を骨折することがありあます。
「尾骨」は細い骨なので、他の骨折のような強い痛みや腫れを伴わない事があります。
通常の打撲と思っていたのに痛みが長引いて治らないような場合には、骨折の可能性があるので病院での診察が必要です。
次に、尾てい骨が痛い病気・尾てい骨歩くと痛い・尾てい骨が立ち上がる時痛い・尾てい骨の痛みで受診などの紹介をします。
尾てい骨が痛い病気
軽い打撲であれば自然に治ります。
尾てい骨の痛みが長引く場合は、尾てい骨の骨折や尾てい骨が痛い病気の場合があります。
尾てい骨歩くと痛い状態や、尾てい骨が立ち上がる時痛い状態が続くときには病院での診察をおススメします。
尾てい骨が痛い病気に、「仙骨脊索腫(せきさくしゅ)」や「馬尾腫瘍(ばびしゅよう)」があります。
仙骨脊索腫と馬尾腫瘍
尾てい骨が痛い病気に「仙骨脊索腫」と「馬尾腫瘍」があります。
尾てい骨歩くと痛い症状や、尾てい骨が立ち上がる時痛い症状が続くときには病院での診察をおススメします。
仙骨脊索腫とは、「仙骨」に発生する悪性腫瘍のことです。
仙骨とは、骨盤の後ろ側中央にある骨です。
仙骨脊索腫は稀な腫瘍です。
仙骨脊索腫は、自覚症状があまりないので気づかれにくいともいわれています。
お尻の周りや尾てい骨に、常時痛みやしびれを感じているような場合には仙骨脊索腫を発症していないか病院での診察をおススメします。
馬尾腫瘍は、「馬尾」の神経に腫瘍ができる病気です。
馬尾は、脊椎を通る神経を束ねた脊柱管の下部になります。
痛みは尾てい骨から腰あたりにも及びます。
馬尾腫瘍では、特に就寝時など横になったときに痛みます。
馬尾腫瘍になると、痛み・しびれ・歩行障害・排尿障害・排便障害などの症状が起きます。
尾てい骨の痛みで受診
尾てい骨が痛い病気かどうかは整形外科での診察で分かります。
転んだ・尻もちをついたなどから、尾てい骨歩くと痛い・尾てい骨が立ち上がる時痛いなどが続くようであれば病院に受診をしてください。
打撲などの心当たりがないにも関わらず痛みが続く場合や、徐々に痛みがひどくなっているように感じられる場合なども受診が必要です。
医師の診察を受けるときは、痛みの状態をできるだけ細かく具体的に伝えます。
どこが・いつから・どれくらい痛むのか、
痛みが強くなるタイミング・痛くなるきっかけ
打撲などの出来事がいつあったか、しびれなど他の症状があるか否かなどです。