ゲップが止まらない原因。胃痛、吐き気がする時は病気?!病院は何科?
仕事での協議中・プレゼンをしている途中・人と話している時など、急にゲップが出そうになったりしたことはありませんか。
また、急にお腹が張ってガスが出そうになったりした経験はありませんか。
食後にゲップが出ることはありますが、急にゲップが出そうになる、ゲップが止まらない等の症状には病気の可能性があります。
ゲップが止まらない場合に考えられる原因や対処法を知っていれば安心ですね。
病気と食習慣と生活習慣が、ゲップが止まらない原因として考えられます。
ゲップが止まらない原因の病気には、逆流性食道炎・一過性ストレス・呑気症・慢性胃炎・胃潰瘍・機能性ディスペプシア・胃がん・胃下垂・呼吸器の疾患などがあります。
食習慣では、暴飲暴食をする人・早食いの人が考えられます。
生活習慣では、緊張やストレスにさらされている・歯のかみしめなどが考えられます。
次に、ゲップが止まらない原因の改善について紹介します。
ゲップが止まらない原因が病気
ゲップが止まらない原因が病気の場合は内科・消化器科・心療内科などでの検査・診察をおススメします。
逆流性食道炎は、食べたものが消化不良のまま胃酸とともに食道の入り口付近まで逆流して食道に炎症を起こします。
何の異常もないのに多くのゲップが出るときには、一過性のストレスも考えられます。
ストレスで胃が収縮すると腹圧が上昇してゲップがでるようです。
呑気症も精神的ストレスが原因です。
精神的ストレスで空気を大量に吸い込んでゲップがでます。
慢性胃炎もストレスを原因としていることがあります。
ストレスで慢性的に胃酸の分泌が増加すれば胃の粘膜が傷つきます。
胃潰瘍の原因には、ストレスだけでなくピロリ菌感染もあります。
ストレスが原因の慢性胃炎の人は胃潰瘍になる可能性があるので注意が必要です。
異常なほどゲップがでて胃痛や嘔吐がある時には、機能性ディスペプシアの可能性があります。
機能性ディスペプシアの原因は明確ではありませんが、ストレスが起因していると考えられています。
ゲップが止まらない原因が食習慣の場合
食習慣が、ゲップが止まらない原因として考えられるときがあります。
ゲップが止まらない原因の食習慣で考えられるのは、暴飲暴食と早食いです。
食べ物を食べるときに、食べ物と一緒に空気も飲み込んでいるのが原因とされます。
ゲップは食道や胃の中に溜まった空気が逆流して出てきたものです。
暴飲暴食や早食いをすると、食べ物と一緒に入る空気も多くなります。
食べ物を食べるときには、ゆっくりとよく噛んで食べることでゲップを予防できます。
ゲップが止まらない原因が生活習慣の場合
生活習慣が、ゲップが止まらない原因になることがあります。
ゲップが止まらない原因に考えられる生活習慣は、緊張やストレスにさらされている環境・歯のかみしめなどです。
緊張感が高まったり、精神的ストレスが溜まりやすい人は、自分でも気づかないで空気を飲み込んでいることがあります。
空気が胃の中に溜まりやすい病気に呑気症があります。
歯の噛みしめも呑気症に関係していることがあります。
歯の噛みしめによる呑気症のことを「歯かみしめ・呑気症候群」と言います。
精神的ストレスによる止まらないゲップには呑気症の可能性が大きいようです。
呑気症になりやすい人は、
精神的ストレスが溜まりやすい人・不安症の人・歯をかみしめるクセがある人・歯のかみ合わせが悪い人・早食いの人です。
呑気症によるゲップの改善には、
・ストレス解消・歯のかみしめのクセ改善・歯のかみ合わせ治療・早食い禁止が効果的なようです。