「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」の違い、使い方
「三度目の正直」という諺と「二度あることは三度ある」という諺があります。
似たような諺ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
次に、「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」の違いと使い方などの紹介をします。
三度目の正直
「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」の使い方を知るために、「三度目の正直」の諺の概要を紹介します。
「三度目の正直」とは、占いや勝負事で一度や二度は宛にならないが、三度目は確実であるという意味になります。
物事では、一度目や二度目はダメでも、三度目には期待通りの結果になるという意味もあります。
「三度目の正直」は、一度目と二度目は失敗するかもしれないけど、三度目は成功の可能性が高いということになります。
次に、「二度あることは三度ある」の概要を紹介します。
二度あることは三度ある
「三度目の正直」の意味は、最初の二回は失敗してあてにならなくても三回目は上手くゆくということです。
「二度あることは三度ある」とは、同じことが二度続けて起こると、もう一回起こる可能性があるという意味になります。
また、「二度あることは三度ある」という諺は教訓として使われることがあります。
「二度あることは三度ある」とは、物事は繰り返し起こることがあるので失敗を繰り返さないためにも気をつけなさいということです。
ビジネスシーンでは何度も同じ失敗を繰り返していると信用を失いますので、失敗したら原因の解明と対策が大切ですね。
「二度あることは三度ある」という諺は、同じことが続けて起こったらもう一度起きる可能性が高いということになります。
次に、「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」の使い方の違いや使い方などを紹介します。
「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」の違いと例
「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」という諺は、意図していることが違います。
「三度目の正直」が意図することは、あきらめないで挑戦すべきということを言っています。
「二度あることは三度ある」が意図することは、物事は同じ結果が繰り返されることが多いということを言っています。
諺の意図を考えると「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」は逆のことを言っているように考えられます。
「三度目の正直」と「二度あることは三度ある」の確立を計算した人がいるようです。
その人の確率計算によれば、「三度目の正直」の確率は約25%で、「二度あることは三度ある」の確率は約75%だったようです。
二回失敗した次の三回目に成功する確率は25%としかありませんが、二回失敗した次の三回目も失敗する確率は75%もあります。
以上から、二回繰り返したら次も同じことを繰り返す可能性があるということになります。
・試験に2回失敗したけど三度目の正直を目指して頑張る
・最近労災が多いから、「二度あることは三度ある」という諺もあるので注意するように、などがあります。