スプレー缶の捨て方、ガス抜き方法。中身が残っている時は?
スプレー缶の捨て方はどうしていますか?
スプレー缶のガス抜きや中身が残っている場合の処理方法を知っていますか?
古いスプレー缶の処分に困っている人も多いようです。
スプレー缶とも呼ばれるスプレーを使えば、高圧の空気などで液体を霧や泡状態で噴霧できます。
スプレーの中には、機械的な運動で霧や泡状態を噴霧するタイプもあります。
液体の種類や噴霧の量などによって、スプレーには多くの種類があります。
家庭で利用するスプレーは、缶内の高圧ガスを利用したスプレー缶が多いですね。
家庭用の多くのスプレーでは、圧縮した空気などのガス圧を加えた液体をノズルから噴出させて液体の微粒子を飛散させます。
空気やその他ガスと一緒に密閉容器に閉じ込めたものはエアゾール製品と呼ばれます。
エアゾール製品が量産化されたのは第二次世界大戦中の米軍だとされています。
米軍は殺虫・虫除けスプレーに使いました。
エアゾール製品は、大きく分けると「キャップ」・「ボタン、バルブ、ディップチューブ」・「耐圧容器」の3つになります。
ボタンを押すと、容器内で圧力をかけられている原液と噴射剤の混合内容物が放出されます。
次に、スプレー缶の種類・スプレー缶の捨て方・スプレー缶のガス抜き・中身が残っているスプレー缶・古いスプレー缶の処分などの紹介をします。
スプレー缶の種類
スプレー缶の捨て方はどうしていますか?
スプレー缶のガス抜き方法や、中身が残っているスプレー缶の処分では気をつけなければいけません。
一般家庭で使用するスプレー缶の種類には、日用品・美容関係・医療関係があります。
日用品のスプレーには、日用ラッカースプレー・防水スプレー・撥水スプレー・冷却スプレー・オイルスプレー・錆止めスプレー・清浄スプレー・洗剤スプレー・エアダスター・消臭スプレー・芳香スプレー・殺虫剤・防虫剤・除草剤などがあります。
美容関係のスプレーには、香水・化粧水・脱毛スプレー・制汗スプレー・日焼け止めスプレー・増毛スプレーなどがあります。
医療関係のスプレーには、噴霧薬・殺菌スプレー・消毒スプレー・瞬間冷却スプレー・花粉防止スプレー・酸素吸入用スプレーなどがあります。
日常生活ではいろいろな種類のスプレーを使っています。
使い終わった後のスプレー缶の処分方法は、自治体の決まりを守って捨てましょう。
次に、スプレー缶の捨て方・スプレー缶のガス抜き・中身が残っているスプレー缶・古いスプレー缶の処分などの紹介をします。
スプレー缶の捨て方
スプレー缶の捨て方では、完全に使い切ったことを確認してから処理するなど自治体の規制に従って捨てるのが基本です。
2003年頃までは使用済みスプレーを廃棄する場合は、火気の無い屋外で缶に穴を空けてガス抜きすることが一般的でした。
使用済みスプレー缶に穴を開けるときに、ケガや引火などの事故が多く発生しました。
現在の大半の自治体では、使いきり・区分廃棄で対応しています。
スプレー缶捨て方は自治体で2つに分かれます。
・スプレー缶のゴミ排出時の穴開けを必要とする自治体
・ガスを完全に抜く前提で不要とする自治体があります。
環境省では、自治体に対して穴開けをしない方向が望ましいとの指導を継続的に行っています。
次に、スプレー缶のガス抜き・中身が残っているスプレー缶・古いスプレー缶の処分などの紹介をします。
スプレー缶のガス抜き
スプレー缶の捨て方は自治体によって2分されています。
スプレー缶のゴミ排出時の穴開けを必要とする自治体・ガスを完全に抜く前提で不要とする自治体があります。
只、環境省では、自治体に対して穴開けをしない方向が望ましいとの指導を継続的に行っています。
最近では、スプレー缶にガス抜きキャップが付属されている製品もあります。
中身が残っているスプレー缶や未使用のスプレー缶・古いスプレー缶の処分方法などは、自治体の廃棄方法に従ってください。
自治体の廃棄方法が住民に徹底されないで、安易に可燃物と一緒にゴミとして出すのはNGです。
最近でも、ゴミ収集車内や収容庫内などで爆発炎上する事例が起こっています。
最近のスプレー缶にはガス抜きキャップ付属だけでなく、特定の操作でガスがほぼ抜ける機能のものもあります。