蚊の寿命は冬を越せる?冬は何をしている?冬は部屋のどこにいる?
蚊が近くにいるとイライラしますね、仕事にも集中できません。
冬にも蚊がいるようですが、蚊の寿命はどの程度なのでしょうか。
冬季の蚊はどうしているのか気になります。
「蚊」は、ハエ目糸角亜目カ科に属する昆虫です。
「蚊」には、ナガハシカ属・イエカ属・ヤブカ属・ハマダラカ属など35属あります。
蚊の種類は、約2500種存在しているようです。
蚊が嫌われているのは、人などから吸血して種類によっては各種の病気を媒介する衛生害虫だからです。
蚊は昔からいる昆虫で、最も古い蚊の化石は1億7000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されています。
蚊はオスもメスも長い口吻があります。
蚊の通常の餌は、植物の蜜や果汁などの糖分を含む液体です。
メスの蚊は卵を発達させるために必要なタンパク質を得るために吸血をします。
蚊が吸血するのは、一般的には人を含む哺乳類や鳥類になります。
蚊の中には、爬虫類・両生類・魚類から吸血する種類もいます。
オスの蚊はメスとは違って血を吸うことはありません。
刺されるのが気になってイライラさせるのはメスの蚊です。
オオカ亜科の蚊はメスでも吸血しません。
蚊が吸血を始めるのは気温15度以上だと考えられています。
盛んに吸血活動を行う温度は、26~31度と言われています。
蚊の活動期間内でも気温が15度以下に下がった場合や35度を越えると、野外では物陰や落ち葉の下などで活動を停止しています。
気温が上昇して熱中症が気になる35度以上では蚊も動けないようです。
次に、蚊に刺されると痒い・蚊の寿命・蚊がいる場所・冬の蚊などの紹介をします。
蚊に刺されると痒い
蚊の寿命はどの程度でしょうか。
涼しくなって蚊もいないだろうと思っていたら蚊に刺されました。
蚊が周りにいるとイライラしますね。
蚊は唾液を注入してから吸血します。
蚊の唾液は人体にアレルギー反応を引き起こす働きがあります。
アレルギー反応を起こして血管拡張などで痒みが生まれます。
痒みを起こす蚊の唾液の中和剤はありません。
蚊に刺された痒みを抑える薬には抗ヒスタミン薬軟膏などが効果があるようです。
肌を刺している蚊を叩き落す時に、上から潰すと唾液が体内へ流れ込むので痒くなります。
吸血している蚊を指で弾き飛ばすと、痒みを減らすことができるとされています。
次に、蚊の寿命・蚊がいる場所・冬の蚊などの紹介をします。
蚊の寿命
蚊に刺されると痒いので、蚊の羽音がするとイライラする人も多いのではないでしょうか。
成虫の蚊の寿命は30~40日だと言われています。
卵から成虫になるまでが10日ほどです。
吸血するのは産卵期のメスの蚊になります。
メスの蚊は一生で4回ほど産卵するそうです。
蚊の寿命から考えれば10日に1回ほど産卵していることになります。
家の中にメスの蚊がいれば同じ蚊に4回程刺される可能性があります。
次に、冬の蚊について紹介します。
冬の蚊
成虫の蚊の寿命は30~40日だとされています。
冬になると蚊をみかけなくなります。
蚊も少なくなるので、蚊にイライラさせられることも減ります。
只、冬は蚊が全滅しているようにも思えません。
蚊の中には越冬するのもいるようです。
やぶ蚊と言われるヒトスジシマカは、冬の間の卵は孵化しないで春になってから孵化するようです。
イエカは、屋内の暖かい場所で過ごして春までは静かにしています。
秋に生まれた蚊の寿命は半年くらいに延びると考えられています。
屋内で夜間に人を指すのはイエカです。
屋内で蚊を見つけたらスグに対処しないと繁殖します。
蚊は孵化した場所から半径15m程度が活動範囲です。
刺されないためには、卵を産み付ける場所を見つけて処理することが大切です。