節分に柊と鰯はいつからいつまで飾るの?飾った後はどうする?
「柊鰯」とは節分に行う邪気払いの行事です。
地域によって節分の日に行う「柊鰯」の呼び名は変わります。
「やっかがし」・「やいくさし」・「やいかがし」・「節分いわし」などとも呼ばれている地域もあります。
節分の日には邪気払いと幸せの行事があります。
邪気払いの行事は「豆まき」と「柊鰯」です。
幸せの行事には「恵方巻」になります。
恵方巻はセブンイレブンの商品名で1990年代から全国的に広がりました。
各季節の始まりの日である立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分です。
立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分ですが、江戸時代以降からは立春の前日の節分だけが残っています。
節分の日によく知られているのは「豆まき」です。
福豆を撒いてから年齢の数だけ豆をたべる行事になります。
幼稚園・保育園・小学校の頃に「福は内 鬼は外」と声を出しながら家族で福豆を撒いた楽しい記憶がある人も多いと思います。
家族みんなで鬼に豆を撒いてから年齢の数だけ豆を食べませんでしたか。
豆を年齢の数だけ食べるのは厄除けのためです。
現在より25年ほど前からは節分の日に「恵方巻」を食べる家庭も多くなりました。
日本でNO1のコンビニエンスストアのセブンイレブンが全国的に「恵方巻」を広めました。
「恵方巻」は「恵方」を向いて食べる太巻き寿司のことです。
「恵方」とは、歳徳神(としとくじん)がいる方角のことです。
歳徳神(としとくじん)がいる方角を向いて「太巻き寿司」を食べて福を呼び込みませんか。
節分の日の邪気(鬼)払いが「柊鰯」です。
次に、節分に柊と鰯はいつからいつまで飾るの?飾った後はどうする?などを紹介します。
柊鰯
「やっかがし」・「やいくさし」・「やいかがし」とも呼ばれる「柊鰯(ひいらぎいわし)」由来は、節分の日の邪気(鬼)払いです。
「柊鰯」を門口に挿すのは邪気除けの意味があります。
節分の日にこのような行事を行うのは、立春・立夏・立秋・立冬の変わり目には邪気(鬼)が生じるからです。
邪気(鬼)を追い払うための悪霊払いの行事が「豆まき」や「柊鰯」で、福の呼び込みが「恵方巻」になります。
「柊鰯(ひいらぎいわし)」は焼いたイワシの頭を柊の枝に刺して作ります。
柊鰯を飾るのはいつまで?
節分の日には柊鰯を門口に挿したり玄関に飾って邪気(鬼)を払います。
柊鰯(やっかがし・やいくさし・やいかがし・節分いわし)は飾る期間には地域性があります。
柊鰯を飾る期間の紹介をします。
・節分の日だけ柊鰯を門口に刺す
・節分の日から2月中の期間だけ柊鰯を門口に刺す
・小正月の翌日から節分まで柊鰯を飾る
・節分の日から1年間柊鰯を飾るなどがあります。
柊鰯で邪気払い
節分の日に邪気払いをする行事には「豆まき」と「柊鰯」があります。
節分の日に魔除けに柊鰯(ひいらぎいわし)は、柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺したものになります。
柊鰯の作り方を紹介します。
ステップ1・20~30cmの柊の枝(葉がついている)を用意します。
ステップ2・鰯の頭を用意します。
ステップ3・鰯の頭を焼きます。
ステップ4・焼いた鰯の頭を柊の枝に刺します。
ステップ5・柊に鰯の頭を刺した枝を門口(玄関)に飾ります。