耳のしもやけ対策、予防、治し方

耳や指のしもやけの対策が必要な季節は、昼は暖かくて夜は寒い季節になります。

しもやけが多い季節は、寒さが本格化し始める12月や、昼夜の気温差が大きくなる2~3月になるようです。

現代では耳・指のしもやけに悩んでいる人が少なくなったようですが、意外と悩んでいる人も多いようです。

耳・指のしもやけの予防や治し方を知っていれば、寒い時期の悩みが減りますね。

「しもやけ」は軽症であれば痒さもそんなに気になりませんが、重症化することもあるので注意が必要です。

耳や手・足の指がしもやけになると赤く腫れ独特のかゆみがあります。

しもやけは、子どもや高齢者に多くみられます。

軽症であれば、血行をよくして急な温度変化を避けると治まります。

放置すると重症化して皮膚の化膿(かのう)や壊死(えし)があるので注意が必要です。

しもやけになりやすい子供の場合、耳や指が蚊にさされたように赤く腫れ上がるので判断を間違います。

痒がっているので虫刺さされと間違うことがあります。

虫さされの薬を塗っても治らないので皮膚科に診察に相談にいくママも多いようです。

皮膚科の医師によれば、ここ数年しもやけの症状を訴える患者が増えているようです。

現代では、しもやけ自体を知らない人も多いそうです。

 

次に、しもやけのこと・耳しもやけの対策・耳しもやけの治し方などの紹介をします。

 

しもやけ

 

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大人になっての耳しもやけはチョットカッコ悪いですね。

しもやけ対策をしていますか。

耳や指のしもやけの治し方を知っていれば仕事中に気にすることはありません。

しもやけは凍瘡(とうそう)ともいわれる炎症です。

寒さによって血管の調節機能が破綻して組織が炎症を起こします。

耳・鼻先・手や足の指などの体の末端に現れる症状です。

しもやけになると独特のむずがゆさがあり、患部は赤く腫れ上がります。

赤く腫れあがるだけでなく水疱(すいほう)ができこともあるので、虫さされや水虫と勘違いする人も多いようです。

 

耳・指のしもやけの予防・対策

 

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耳・指のしもやけの予防・対策を紹介します。

しもやけの原因は急激な温度変化です。

1日の寒暖差が10度以上の時は、耳や手や足の保温防護対策をしてください。

食事での予防もあります。

血行改善につながる食品を食べることでしもやけを予防できます。

しもやけ予防の食事では、ビタミンEを多く含むカボチャやホウレンソウなどを使った料理をおススメします。

生姜を含んだ漢方薬も予防・対策におススメです。

汗をかいたらこまめに拭きとることも大切です。

汗をかいた靴下はこまめに履き替えてください。

耳や手・足の指などの末端は温めることでしもやけ予防ができます。

次に、耳・指などのしもやけの治し方を紹介します。

 

耳・指のしもやけの治し方

 

耳や指のしもやけの予防・対策は寒暖の差を保温防護で緩和することや、ビタミンEを含んだ食品を食べることなどです。

耳や指のしもやけの治し方では、末梢の血行不良を改善することがポイントになります。

毛細血管を拡張する働きがあるビタミンEの内服や、ビタミンEやヘパリン類似物質が配合されたクリームを塗って血行改善をします。

皮膚が赤みを帯びて痒みがあるときには、炎症を抑えるステロイド外用薬が効果があります。

ステロイド外用剤を心配する人も多いですが、医師が処方した薬を正しく使っていれば効果抜群です。

ステロイド外用剤は、しもやけのようなかゆい皮膚炎などの肌トラブルには優れた抗炎症作用を発揮します。