2、3歳のイヤイヤ期と特徴と対処方法
イヤイヤ期の3歳児には困っているお母さんも多いのではないでしょうか。
愛くるしい赤ちゃんの0歳時代の赤ちゃんは全てが受け身なので、ママにとっては体力的には大変ですが可愛い子供に大満足ではないでしょうか。
赤ちゃんも2歳前後になると魔のイヤイヤ期間が始まります。
魔のイヤイヤ期のことは知っていても、実際に我が子で体験すると頭を抱えてしまうことも多いのでないでしょうか。
イヤイヤ期間は子どもの成育にとっては大変大事なものです。
生育に大事な期間だと分かっていても、リアルに子供と接していると感情的になってしまうことがあります。
2~3歳のイヤイヤ期の子供は、知っている言葉も少なく表現方法も限られているので、自分の欲求は行動で伝えることが多くなります。
泣く・笑う・怒る・過激な行動で要求を伝えます。
欧米社会では、イヤイヤ期の2歳児を“魔の2歳児”と呼んでいるようです。
2~3歳のイヤイヤ期の子供とコミュニケーションを取るには、テクニックがあるそうです。
2~3歳の言葉もよく話せない子供に対して感情的に接して自己嫌悪にならないようにテクニックを学びませんか。
母親として間違った対応をすると子供もお母さんも不幸です。
次に、イヤイヤ期の2~3歳の子供との接し方について紹介します。
イヤイヤ期
2~3歳の子供は自我が芽生えてきたのに、言葉数は少なく要求を伝える方法を知りません。
そのため、笑う・怒る・泣く・行動で示すなどになります。
子供はお母さんへの要求の伝え方を知りません。
お母さんは子供の要求がわかりません。
母と子がコミュニケーションをうまく取れない状態では問題が発生するのは当然です。
子供に対する間違った行為があります。
・勝手にしなさいと突き放す
・いい加減にしなさいと怒る
・子供が困る交換条件を出すなどです。
子供はお母さんに勝手にしなさいと突き放されても、どうしてよいか分からなくなります。
子供はいい加減にしなさいといわれても、怒られている理由が理解できません。
子供が楽しみにしていることを交換条件に出されても、子供は理由も分からないし納得もできません。
母親は、計画性をもって時間に応じた行動をしています。
時間の感覚をもたない2~3歳の子供と同じ生活空間で上手くするには、母親が時間に縛られない工夫と意識をすることが大切です。
母親の仕事である、洗濯・掃除・食事つくり・買い物などと育児を融合させるには工夫が必要です。
イヤイヤ期改善
2~3歳のイヤイヤ期の子供とうまく付き合うにはコツがありそうです。
一番のポイントは“ハグ”です。
イヤイヤ期の子供に一番効果的なのはお母さんの“ハグ”です。
子供が怪我をして痛いとき・嬉しかった時・悲しかった時・美味しかった時に“ハグ”をします。
いろいろな場面で“ハグ”をすることで、コミュニケーションがとれるようになります。
説明をする
イヤイヤ期の2~3歳児は言葉も話せないし、物事の意味もよく理解できないからと説明を省いていませんか。
親がかってに子供は物を知らないからと、赤ちゃん言葉で話したり物事の説明をしないのは間違っています。
言葉は伝達手段の一つです。
赤ちゃん言葉でも大人の話し言葉でも2~3歳児にとっては同じ伝達記号です。
2~3歳児でも大人言葉で論理的に丁寧に説明しましょう。
・フレーズやセンテンスを短くする
・論理的に説明する
・難しい言葉を使わないことが大切です。
初めは極端に短いフレーズから、理解とともにセンテンスを長くしていけば良いのではないでしょうか。
絶対に良くないのは、
・感情的に難しい言葉で話すこと
・説明を省いて親の意見を押し付けたり命令することです。