雨の日の葬式、お通夜の時の傘の色は黒じゃないとダメ?

葬式やお通夜で雨が降ると傘を差しますが、傘の色が気になったことはありませんか。

傘の色だけでなく、葬式やお通夜では守ってほしいマナーがあります。

葬式は、親族や知人が故人の冥福を祈って死者を葬る儀式になります。

葬式のスタイルは、宗教・宗派によって異なります。

葬式とは、僧侶による読経・神官による祭詞・聖書の朗読・祈祷・焼香・出棺・火葬などになります。

お通夜とは、死者を葬る前に親族・知人などが遺体のそばで過ごす・供養する・別れを惜しむことです。

昔のお通夜は、夜を通して行われていましたが、現在では1~3時間程度で終わる「半通夜」が一般的になっています。

お通夜は、告別式への出席ができない人が故人とのお別れをする場にもなっています。

告別式とは、一般会葬者も参加した故人に別れをする儀式になります。

現在では葬式と告別式を一緒に行うのが一般的になっています。

その為、葬式には告別式も含んで使われています。

 

次に、葬式・お通夜での服装・傘の色などについて紹介します。

 

葬式での服装と傘の色

 

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葬式と告別式とお通夜は違います。

葬式・告別式・お通夜での傘の色は黒やグレーや青系になります。

葬式は近親者が故人に別れを告げる儀式になります。

告別式は一般会葬者も参加した故人に別れを告げる儀式になります。

お通夜は、遺族・親類・縁者が故人と最後の夜を過ごす儀式になります。

葬式での服装について紹介します。

男性は喪服が基本になります。

腕時計や結婚指輪を除くアクセサリーは基本的に身に付けません。

女性は喪服が基本になります。

黒であっても光沢のあるものはNGなので気を付けてください。

喪章は遺族が身に着けるものです。

参列者が身に付けるものではないので注意してください。

傘の色は黒をおススメします。

 

お通夜での服装と傘の色

 

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葬式では黒・お通夜ではグレーや青・緑などの寒色系の傘の色になります。

お通夜での服装は喪服が基本ですが、男性はブラック系のスーツやダークスーツでも大丈夫です。

ブラック系やダークスーツでも、ネクタイや靴下は黒にしましょう。

女性も喪服が基本ですが、黒や地味なデザインのワンピースやスーツでも大丈夫です。

黒でも光沢のある服は避けましょう。

男性も女性も時計や結婚指輪以外のアクセサリーは外した方が無難です。

 

葬式とお通夜での注意点

 

葬式やお通夜で気を付けるのは、服装や傘の色だけではありません。

冬場でコートを着用しているときには、葬儀会場の建物に入る前に脱ぎます。

コートの素材では、革や毛皮のコートは「殺生」をイメージさせるのでNGになっています。

香典はふくさに包みます。

香典袋をむき出しにして持つのはマナー違反になります。

香典を包むふくさの色は、紫・緑・藍・グレーになります。

ハンカチの色は黒か白か無地になります。

色物・柄物のハンカチはNGなので注意してください。