バージョン、エディション、リビジョンの違い、使い分け方

バージョンとエディションとリビジョンの違いと、使い分けを知っていれば間違って恥ずかしい思いをすることはありません。

バージョンの英語表記は「version」になります。

バージョンとは、版・型などの意味を持つ英単語です。

エディションの英語表記は「edition」になります。

エディションは、出版物などの「版」という意味の英単語です。

リビジョンの英語表記は「revision」になります。

リビジョンとは、改訂・改正・補正・改訂版などの意味を持つ英単語です。

 

次に、バージョン、エディション、リビジョンの違いや使い分けについて紹介します。

 

バージョン

 

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バージョン、エディション、リビジョンの違いや使い分けを分かるために「バージョン」の概要を紹介します。

ITの分野でバージョンを使うときには、ソフトウェアなどについて同名の製品の新旧を区別する番号や符号などになります。

ソフトウェア製品などでは、発売・公開された後に改良や修正を行うことが多くあります。

以前のソフトウェアとは異なる新版として改めて発行し直す時に、特定の版を他と区別するために番号・アルファベット・付加的な短い固有名などを付けます。

バージョンをどのように付けるかはソフトウェアの開発元によって異なります。

バージョンの付け方に統一された厳密な基準や規則などはありません。

ソフトウェアでよく用いられる固有名には、「バージョン2.24」のような3~4桁の実数があります。

実数で表すバージョンの場合は、上位桁ほど大きな更新を表しています。

バージョンの整数部の値が増えてくると、別の製品として再発売・再公開されることが多くなります。

細かな修正や改善が行われた場合は、変更の大きさに応じて小数部の値が増加します。

次に、バージョン、エディション、リビジョンの違いや使い分けを分かるために、エディションとリビジョンの概要を紹介します。

 

エディション

 

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バージョン、エディション、リビジョンの違いや使い分けを分かるために「エディション」の概要を紹介します。

エディションは、出版物などの「版」という意味が転じています。

ソフトウェア製品などでは、バージョンは同じだけど機能などが違う製品パッケージのことをエディションと呼びます。

エディションとは、バージョンは同じでも、構成・機能・用途・販売方法などが異なる製品パッケージになります。

エディションのよくあるケースの設定では、

・高機能版と簡易版

・汎用版と特定の機能に特化した専用版

・企業向けと個人向け

・プロ向けと一般消費者向け、などがあります。

 

リビジョン

 

バージョン、エディション、リビジョンの違いや使い分けを分かるために「リビジョン」の概要を紹介します。

ITの分野でリビジョン(revision)と言う場合も、ソフトウェアやハードウェアの発売・公開後の改訂・改正・補正・改訂版になります。

製品に細かな修正を加えた改訂版を発行することを「リビジョンアップ」と呼ぶことがあります。

細かい変更や修正を加えた改訂版や、複数の改訂版を識別する通し番号(リビジョン番号)を指すことが多いようです。

リビジョン(revision)は、バージョン(version)同じように扱われる場合もあります。

只、リビジョンと言う場合は製品の機能・性能・仕様・利用方法などを変更しないで、発見された問題の解消など小さな改訂のことを指すことが多くなります。

使用例では、「バージョン3.0 リビジョン7」のように両者を併用することもあります。