指の肌荒れの原因と対策!汁が出る時はどうする?

手指の肌荒れは、進行性指掌角皮症と言われます。

手あれ(手指の肌荒れ)は、水仕事が多い主婦・美容師・飲食店員や、銀行員などによくみられる病気です。

水仕事が多い主婦・美容師・飲食店員や、紙幣をよく扱ったりする銀行員は、繰り返し指先に刺激が加わります。

指先を使うことが多い人の、指先への繰り返し刺激と乾燥が手あれの原因と考えられます。

手あれは、小児期にアトピー性皮膚炎を患っていた人に多いと考えられています。

手あれ(手指の肌荒れ)は、外からの刺激に弱い皮膚の人に起こりやすいようです。

手あれ(手指の肌荒れ)は、主に利き手の親指・人差し指・中指の指先から発症します。

症状では、皮膚が乾燥してはがれ落ちます。

指先の皮膚が硬くなってひび割れます。

皮膚が乾燥してはがれ落ち、硬くなってひび割れるなどして、指紋がなくなるなどの症状に進みます。

手あれ(手指の肌荒れ)が悪化すると両手のひら全体にまで広がります。

手あれ(手指の肌荒れ)は、一般的にはアトピー素因を持つ人に多くみられます。

通常の手あれ(手指の肌荒れ)は、冬にひどくなり夏にはよくなることが多くなります。

 

次に、手あれ(手指の肌荒れ)について紹介します。

 

手あれ(手指の肌荒れ)原因

 

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手あれ(手指の肌荒れ)の原因は、生活環境と生活習慣です。

冬にひどくなり夏に改善するのは、乾燥が手あれ(手指の肌荒れ)に大きな影響を与えているからです。

気温も湿度も下がる寒い季節は空気が乾燥しているので肌も乾燥します。

手指の肌の水分が失われ、皮脂の分泌も減ってバリア機能が低下します。

手指はもともと皮脂腺が少ないのでバリア機能が低下しやすくなっています。

バリア機能が低下すると外部の刺激から肌を守れません。

水仕事や紙を扱う仕事などの日常的な刺激にも敏感になって、手あれ(手指の肌荒れ)がひどくなります。

手はバリア機能が弱いのに衣服に包まれていません。

一日中働いている部位なので外部刺激も多く荒れやすくなります。

アトピー・アレルギー体質・食べ物による肌トラブル・ストレス・内科的な病気が重なると手あれ(手指の肌荒れ)も深刻化します。

手あれ(手指の肌荒れ)は、乾燥した生活環境と手指に繰り返し刺激を与える生活環境が原因です。

 

洗剤の影響も大きい

 

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手あれ(手指の肌荒れ)には洗剤の影響も大きいようです。

食器洗いの洗剤も手あれ(手指の肌荒れ)の原因のひとつだと考えられます。

水仕事が多い、主婦・美容師・飲食店員に手あれ(手指の肌荒れ)多い原因には洗剤の影響もあります。

食器や器具の油汚れを落とすための洗浄成分が、皮膚の油分まで除去します。

油汚れを洗い流すのに熱いお湯を使いますが、油汚れと一緒に手の皮脂も失われています。

毎日の水仕事には、肌に優しい天然由来の成分を使った洗剤をおススメします。

着色料・香料無添加で手肌にやさしい洗剤を使うことで改善することもあります。

 

手あれ対策

 

手あれ(手指の肌荒れ)は進行すると、かゆみと痛みもひどくなります。

初めは、指先がカサつく程度だったのが、手全体がカサついて手指の皮がむけ始めます。

手がゴワゴワして部分的なひび割れから、赤みとかゆみに進みます。

ひび割れから出血して痛みが進むと、水ぶくれが始まって指も曲げにくくなります。

手あれ(手指の肌荒れ)は、乾燥と刺激で悪化するので、早めの対策で重症化を防いでください。

対策としては、

・こまめな保湿ケア

・外部刺激から手をガードする

・寒く乾燥している季節の外出時は手袋を着用するなどがあります。