【秋の挨拶の言葉】季節に合う手紙の書き出し・結びの例文

春季・夏季・秋季・冬季の手紙には、それぞれの季節に合う手紙の書きだし・時候の挨拶文・結びの文・季語などがあります。

春・夏・秋・冬に適した挨拶文を知っていれば手紙をスムーズに書けます。

時候の挨拶では、季節を美しく感じられる言葉を選ぶことが大切です。

秋季の時候の挨拶は9月・10月・11月の上旬・中旬・下旬で微妙に変化します。

 

次に、秋の時候の挨拶や挨拶文例を紹介します。

 

9月頃の秋の時候の挨拶と挨拶文例

 

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秋季の時候の挨拶や挨拶文を紹介します。

9月は秋季の上旬になります。

初秋は二十四節気の「白露9月7~8日頃」までになります。

9月の時候の挨拶には、・新秋の候・初秋の候・新涼の候・清涼の候・新秋のみぎり・初秋のみぎりなどがあります。

9月上旬の挨拶は、初秋の候、ますますのご健勝のほどお喜び申し上げます、などになります。

「~の候」のかわりに「~のみぎり」を使うこともあります。

「新秋のみぎり」などと書きます。

 

10月頃の秋の時候の挨拶と挨拶文例

 

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10月頃の秋の時候の挨拶や挨拶文を紹介します。

10月はスポーツの秋や読書の秋といわれるように活動しやすい季節になります。

10月頃には秋も深まり夏季と比べての気温差が大きいので体調も壊しやすくなります。

10月頃の時候の挨拶には、爽秋の候・清秋の候・秋麗の候・秋涼の候・仲秋の候・綿秋の候・秋雨の候・夜長の候・秋霜の候などがあります。

「~の候」のかわりに「~のみぎり」を使うこともあります。

「爽秋のみぎり」などと書きます。

挨拶文例には、「秋の長雨が続き憂鬱な気分に悩まされています」

・秋の気配を爽やかに感じられる季節となりました。

・秋の夜長をいかがお過ごしでしょうか

・味覚の秋をむかえていかがお過ごしでしょうか、などがあります。

 

11月頃の秋の時候の挨拶と挨拶文例

 

11月頃の秋の時候の挨拶や挨拶文を紹介します。

11月の頃の秋は秋も深まり紅葉が楽しめる季節になります。

11月も下旬になれば冬の訪れを感じさせます。

年末のお歳暮を11月中に決められる人も増えているようです。

お礼の手紙に時候の挨拶を入れることで上品なお礼状に仕上げられます。

11月の時候の挨拶には、晩秋の候・季秋の候・深秋の候・暮秋の候・深冷の候・夜寒の候・向寒の候・氷雨の候・菊花の候・残菊の候・落葉の候・初冬の候・立冬の候などがあります。

「~の候」のかわりに「~のみぎり」を使うこともあります。

「初冬のみぎり」などと書きます。

挨拶文例としては、「晩秋のみぎり、ご家族様にはますますお健やかにお過ごしのことと存じます」などになります。