妊婦で風邪気味の時、薬、栄養ドリンクは飲んでの大丈夫?

妊婦の風邪対策は母体だけでなく赤ちゃんのためにも大切です。

妊娠中の妊婦さんは風邪に予防して健康生活してください。

軽度の風邪であれば2~3日で回復できますが、風邪を悪化させると赤ちゃんにも影響するのでママの体調管理は大切です。

妊娠週数の数え方を紹介します。

世界保健機構(WHO)では、正常妊娠持続日数を280日と設定しています。

28日を妊娠歴の1ヶ月として妊娠持続を10ヶ月にしています。

生理周期を28日として、妊娠が判明した月の最終月経日を妊娠0週0日と考えます。

この日から7日周期で妊娠週が増えることになります。

妊娠検査薬が陽性になったら、早めに病院に行って正常な妊娠かどうかを確認します。

検査薬では妊娠の有無は分かりますが、正常な妊娠かどうかまでは分からないので産婦人科病院での診察が大切です。

産婦人科病院を受診すると、尿検査・経膣超音波検査・内診によって正常な妊娠かどうか診断されます。

胎のう・胎芽・心拍から正常妊娠を確認できれば母子手帳が交付されます。

風邪や病気に気を付けて楽しい妊娠生活を始めてください。

もし風邪気味になったら、市販薬や栄養ドリンクを飲む前に病院での診察を受けてください。

病院で処方された薬であれば安心して飲めます。

 

次に、妊婦が注意すべき風邪や病気・食生活・生活習慣の紹介をします。

 

妊婦が注意する風邪&病気

 

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妊婦が気を付ける病気は夏風邪だけではありません。

風疹(三日はしか)・水泡(水ぼうそう)・帯状疱疹・伝染性紅斑(りんご病)・麻疹(はしか)・おたふくかぜ・サイトロメガウイルス感染症・インフルエンザなどがあります。

妊婦の夏風邪は胎児への影響はないですが出産前後は体力維持のためにも風邪には気を付けてください。

妊婦の病気では赤ちゃんへの影響があるのがあるので注意が必要です。

妊娠初期の風疹(三日はしか)は、赤ちゃんの白内障・聴覚障害・心臓奇形などのリスクを高めます。

水泡(水ぼうそう)は、赤ちゃんの腕や足などの形成異常のリスクを高めます。

伝染性紅斑(りんご病)は胎児水腫のリスクを高めます。

風邪症状がでたら赤ちゃんのためにもスグに病院での診察をおススメします。

自己判断での、市販薬や栄養ドリンクはおススメできません。

赤ちゃんと母体のためには医師が処方した安心できる薬を使いましょう。

 

妊婦と食生活

 

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妊婦の夏風邪は赤ちゃんには影響はありませんが、母体を衰弱化させるので気をつけてください。

妊娠中におススメの食材があります。

妊婦と赤ちゃんの健康のためにも積極的に摂取してほしい食材は、

・緑黄色野菜・きのこ類・発芽玄米などの雑穀

・大豆などの豆類・ヨーグルト・赤身の肉などです。

妊娠中の妊婦は、自分の身体だけでなく赤ちゃんにも必要な栄養素を摂取することが大切です。

赤身の肉は体つくりに必要なタンパク質やアミノ酸を豊富に含んでいます。

緑黄色野菜にはビタミン類・ミネラル類を豊富に含んでいます。

 

妊婦と生活習慣

 

妊婦は栄養バランスの良い食生活で風邪予防してください。

妊娠したら赤ちゃんのことを考えた生活習慣に変えてください。

妊娠する前に、飲酒・喫煙をしていたらスグに中止してください。

飲酒や喫煙は赤ちゃんの健康だけでなく生命の危機リスクも高めます。

激しい運動やストレスも良くありません。

激しい運動や重いものを持つなどすればお腹に負担をかけて流産の危険を高めます。

少しくらいなら良いだろうなどと安易に考えて失敗しないように気を付けてください。

ストレスも赤ちゃんに良くありません。

ストレス解消に気を付けましょう。