風船の白い粉が付いている理由。粉は何?手は口についても安全?
風船の英語表記は「balloon」です。
風船の素材には、ゴム・紙・ビニールなどがあります。
中にヘリウムなどの浮揚性のある気体を入れたゴム風船は、イベントなどのバルーンデコレーションなどでも使われていますね。
風船は、子供の玩具としても人気がありいろいろ活躍しています。
・風船バレー・風船割りなどのレクリエーションスポーツ
・遊戯施設・商品の販促(PR)・ギフト・風船飛ばし(バルーンリリース)
・スポーツの応援・大道芸・バルーンアート・手品・科学実験イベント、などです。
風船は、食品包装や医療分野などでも使われています。
風船の中でももっとも用途が広いのはゴム製の風船ですね。
子供たちが遊ぶのはゴム風船が多いようです。
ゴム風船には白い粉が付いています。
ゴム風船の白い粉が口や手についても大丈夫なのか、気になる人も多いようです。
風船の同義語には「気球(ききゅう)」もありますが、気球は実用的な用途のものに対し用いられることが多い言葉のようです。
次に、風船のこと・風船の白い粉・粉が手や口についたら・風船のパフォーマンス、などの紹介をします。
ゴム風船のこと
ゴム風船は、天然ゴム(ラテックス)を原料に作られた伸縮性の大きい風船の総称になります。
ゴム風船のことを、バルーン業界では「ラテックス風船」・「ラテックスバルーン」・「ラバーバルーン」などと呼んでいます。
外国のバルーンメーカーの製品は、ゴム風船のサイズを「インチ」や「フィート」単位でヤード・ポンド表記されることが多いようです。
対して、一部の日本製の風船は、「号」・「寸」・「丸」や「二寸六分」・「千丸」など独自のサイズ規格で表記されことがあります。
市場に出回っているゴム風船は、9~11インチ(約23~28cm)程度が多いようです。
ゴム風船の商品に明記されるサイズはあくまでも目安なので注意してください。
ゴム風船は、メーカーごとに風船の製造法が異なっています。
ゴム添加剤の配合の違い・ゴム膜の厚み・ゴムの伸張率・膨らましやすさなどが違います。
次に、風船の白い粉・粉が手や口についたら・風船のパフォーマンス、などの紹介をします。
ゴム風船の白い粉
イベントやバルーンアート・パフォーマンスで使われている子供の玩具のゴム風船には白い粉がついています。
幼児や子供が口にするゴム風船の白い粉は、体に悪影響を与えることはないのでしょうか。
ゴム風船に付いている白い粉は、ゴム風船の品質保持のために添加されたものです。
白い粉は「でんぷん粉」や「無機質」のものがほとんどで、体に悪影響を与える有害なものではありません。
ゴム風船の白い粉は心配することはありません。
ゴム風船の取り扱い
ゴム風船に付いている白い粉は、「でんぷん粉」や「無機質」なもので有害なものではありません。
ゴム風船の取り扱いについて紹介します。
・ゴム風船をガスで膨らませたい時には安全なヘリウムガスを使います。
・水素などの可燃性ガスは危険なので絶対に使ってはいけません。
・ゴム風船を空に飛ばす(リリース)するときには、自然な状態で生分解しないものは付けてはいけません。(プラスチックなどの止め具等)
子供や幼児にゴム風船をあたえるときの注意点は、
・6歳未満の子供にゴム風船を与える時には、間違って飲み込まないように風船を膨らました状態で与えます。
ゴム風船を間違って飲み込んでしまっても自然に排出されますが、呼吸系に入ると呼吸困難になり危険なので注意が必要です。
・赤ちゃんや幼児がいる家庭では、使わないゴム風船や割れたゴム風船の欠片が身の回りにないようにします。