硬式テニスボールに毛が生えている理由。なぜフェルト?ボールの寿命
日本で「庭球(ていきゅう)」と呼ばれるテニスは、年齢・性別・身体的な個性を問わず世界中で広く親しまれている球技です。
オリンピックやパラリンピックでも採用されている球技です。
二人のプレイヤーや二組のプレイヤーが、ネット越しにラケットでボールを打ち合うテニスはローンテニスと呼ばれることもあります。
テニスで使う用具は、ラケット・テニスボール・コート・ネット・シングルスティックなどです。
次に、ラケットのこと・テニスボールのこと・テニスボールにはフェルトがなぜあるか・テニスボールの寿命・未使用の缶入りテニスボールの寿命、などの紹介をします。
ラケット
ラケットは、棒状のグリップの先が輪になっています。
輪の部分に、ストリングスやガットが縦横に張られていて、この面でボールを打ちます。
ラケットの材質は、「木」・「スチール」・「アルミ」などと進化しました。
近年のラケットは、繊維強化プラスチック(FRP)・チタンなどを用いた複合材料のものが主流となっています。
ラケットの長さは69cm前後・重さは240~380g程度です。
次に、テニスボールのこと・テニスボールにはフェルトがなぜあるか・テニスボールの寿命・未使用の缶入りテニスボールの寿命、などの紹介をします。
テニスボール
昔の公式球の表面は白のメルトンであったこともありますが、現在のテニスボールは黄色です。
テニスボールの表面は、毛羽立ったメルトンと呼ばれるフェルトで覆われています。
テニスボールの直径は、6.35~6.67cm・重さは、56.7~58.5gです。
テニスボールを保管している缶は1.8気圧が保たれるようになっており、プレッシャーボールと呼ばれています。
大気圧のノンプレッシャー・ボールという練習球は公式戦では使用できません。
テニスボールにフェルトがなぜあるのか気になる人もいます。
テニスボールが、毛羽立ったメルトンと呼ばれるフェルトで覆われているのは、ボールが飛ぶ時の気流を調整してスピードと反発力を落とすためです。
次に、テニスボールの寿命・未使用の缶入りテニスボールの寿命、などの紹介をします。
テニスボールの寿命
テニスボールは毛羽立ったメルトンと呼ばれるフェルトで覆われています。
なぜテニスボールが毛羽立っているのかは、スピードと反発力を落とすためです。
未使用の缶入りのテニスボールの寿命は、缶の中の気圧が保たれなくなったときになります。
一般的には一年程度が寿命だと考えられています。
練習や試合で使っているテニスボールの寿命にも決まりはありません。
テニススクールや学校の部活では、3ヶ月ごとに新品に入れ替えるのが一般的なサイクルになっているようです。
テニスのプロは一度使ったボールは使用しないようです。
テニスボールの寿命の判断は、弾まなくなった打球感に違和感があるときなどになります。