始球式で空振りする理由。アメリカのメジャーリーグでも空振りする?

プロ野球では始球式のセレモニーが盛り上がります。

始球式では来賓が投げたヘロヘロ球でも空振りします。

始球式で空振りする理由が気になりますね。

始球式での空振りは日本だけでしょうか。

アメリカでの始球式と日本の始球式を比べると面白いかもしれません。

始球式とは、球技スポーツでの試合開始前のセレモニーです。

始球式では、始球を行う人は「主催者」・「来賓」などの現役選手以外の人物が務めることが多くなっています。

野球における始球式では、試合開始前に「主催者」・「来賓」が投手役として1球の投球を行います。

 

次に、日本の始球式・始球式で空振りする理由・始球式の空振りとアメリカの始球式、などの紹介をします。

 

日本の野球の始球式

 

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日本の野球の始球式では、投手役の人がマウンドから打者に対して1球を投球する形式がとられています。

野球の始球式は、試合開始の直前に行われています。

投手役の人は先攻チームの1番打者に対して投球します。

また、捕手を含めた守備も後攻チームの先発メンバーが務めることになります。

近年の日本プロ野球では、CM出演者や芸能人が宣伝の一環として行うことが多いようです。

中継テレビ局で放送している関係している人が多く、バラエティ番組・ドラマ・球団スポンサー関係の出演者や芸能人になります。

芸能人だけでなく、往年の名選手・野球以外のアスリート・球団ファンクラブの会員、などが始球を行うケースもあります。

引退選手の最終試合の始球式で、引退選手の子息などが務めたこともあります。

日本の始球式では、アメリカ方式始球や、来賓が打者役になる始球式が行われるケースもあります。

次に、始球式で空振りする理由・始球式の空振りとアメリカの始球式、などの紹介をします。

 

野球の始球式での空振り

 

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始球式で空振りする理由は、「大隈重信」の始球式に関係しているとされています。

日本で記録に残っている最古の始球式は1908年11月22日のアメリカの大リーグ選抜チームと早稲田大学野球部の試合で行われました。

大リーグ選抜チーム×早稲田大学野球部の始球式では、「大隈重信」が投手の始球式が行われました。

大隈重信は、早稲田大学の創設者・総長・政治家です。

この時、「大隈重信」の投球はストライクゾーンから大きく逸れてしまいました。

大先生の投球をボール球にしてはいけないと考えた、早稲田大学の1番打者の「山脇正治」がわざと空振りをしてストライクにしました。

大隈重信が投手をした始球式から、打者は投手役に敬意を表すために、投球がボール球でも絶好球でも空振りをすることが慣例となったとされています。

打者が空振りする日本式の始球式のスタイルは、アジアの国々だけでなく、アメリカでも実施するケースが出てきているようです。

始球式の投球を空振りしなくても特に罰則規定はありません。

現在でのプロ野球での始球式の投手役は、スポーツ選手でない場合も多いいので、ピッチャー返しを打つと危険になります。

わざと空振りするのは投手役の負傷を防ぐ目的もあるとも言われています。

次に、アメリカの始球式・空振りしないアメリカ、などの紹介をします。

 

アメリカの始球式

 

日本のプロ野球の始球式で空振りする理由は、日本最古の始球式にあります。

日本では始球式に空振りしますが、アメリカの野球の始球式は少し違うようです。

アメリカ合衆国の始球式では、従来は客席の来賓からグラウンド上の選手へボールを投げ渡す方式が取られていました。

現代では、試合開始前に投手役の来賓がマウンドまたはマウンド前方から捕手役に向けて1球投球する形式が取られる場合が多いようです。

来賓がマウンドまたはマウンド前方から捕手役に向けて1球投球するスタイルは、日本の形式を取り入れたものとされています。

日本スタイルの始球式でも、基本的に打席に打者は立ちません。

内外野の守備も就きません。

捕手役には、試合に出場する選手・監督・コーチなどの来賓にゆかりのある人が務めることがあります。