一喜一憂の意味、由来、読み方、類語、対義語、使い方、例文
「一喜一憂」の読み方を忘れていませんか。
最近は、「一喜一憂」などの言葉を日常生活で使うことも少なくなったような気がします。
日常的に使わない言葉は、読みを間違えたり不適切な場面で使うこともあるので気を付けたいですね。
「一喜一憂」の読み方は「いっきいちゆう」になります。
「一喜一憂(いっきいちゆう)」の由来はよくわかっていません。
一喜一憂の「喜」の“よろこぶ“と「憂」”心配すること“を重ねて熟語にして、些細なことでのぶつかり合いや、心が揺れ動く様子を表現した言葉になっています。
次に、一喜一憂(いっきいちゆう)の使い方・一喜一憂の類語・一喜一憂の対義語などの紹介をします。
一喜一憂の使い方
一喜一憂(いっきいちゆう)の使い方には、「一喜一憂している人」・「些細なことで一喜一憂している」などがあります。
「些細なことに一喜一憂してはいけません」などの言葉には、聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。
「一喜一憂」は日常会話でも使われる表現です。
「一喜一憂」の意味は字面からイメージできますね。
一喜一憂とは、人間の感情を表している言葉です。
意味は分かっていても、使い方を間違うこともあります。
言葉を適切に使うためにも、今一度「一喜一憂」の使い方を確認しておくことは大切です。
一喜一憂とは、周りの状況に合わせて喜んだり心配したりすることです。
一喜一憂の使い方には、「一喜一憂する」などがあります。
“幸せだからチョットしたことでも一喜一憂されるのでしょうね”などと使います。
次に、一喜一憂(いっきいちゆう)の類語・一喜一憂の対義語などの紹介をします。
一喜一憂の類語
一喜一憂の使い方には、「些細なことで一喜一憂してはいけません」などがあります。
一喜一憂の類語には、「哀歓」・「喜怒哀楽」・「怨憎愛楽」・「苦楽」・「山あり谷あり」・「悲喜交々」などがあります。
「哀歓(あいかん)」とは、かなしみとよろこびのことです。
「哀歓」という言葉は話し言葉では使われることはありません。
文章では見かけることが多い言葉です。
次に、一喜一憂(いっきいちゆう)の対義語の紹介をします。
一喜一憂 対義語
一喜一憂の使い方には、“一喜一憂する人は優しい人が多いようです“などがあります。
一喜一憂の類語の「喜怒哀楽」は、喜びと怒りと悲しみと楽しみを意味する、人の感情を表す言葉になります。
一喜一憂の対義語には、「泰然自若(たいぜんじじゃく)」・「鷹揚自若(おうようじじゃく)」があります。
「泰然自若とは、”ゆったりと落ち着いて平常と変わらない様“を意味する言葉になります。
「鷹揚自若」とは、鷹が空を飛ぶように何も恐れず悠然としている意味になります。