コンフォートシングル、シングル、スタンダードの違い
コンフォートシングルルームとシングルルームとスタンダードシングルルームの違いはどこにあるのでしょうか。
観光旅行やビジネスで利用するホテルの客室には、いろいろなグレードのルームが用意されています。
ホテルの客室は、英語が意味するものと私たち(日本人)のイメージでは違いがあるので注意が必要です。
ホテルのルームタイプには、「シングル」・「ツイン」・「トリプル」・「クアッド」などがあります。
「シングル」・「ツイン」・「トリプル」・「クアッド」は「ベッドの数」ではありません。
「シングル」・「ツイン」・「トリプル」・「クアッド」は「宿泊人数」を表しています。
「シングル」タイプで、「シングルルーム」という場合は、基本的に「シングルベッドが1台の部屋に1人で泊まること」を指しています。
「ダブル」とは、2人が眠れる大きさのダブルベッド・クイーンサイズベッド・キングサイズベッドなどが1台置かれた部屋に2人で泊まることを指します。
ダブルルームを1人で利用する場合は「ダブルルームのシングルユース」といいます。
ダブルルームを1人で利用しても「ダブル」の料金が請求されます。
「ツイン」とは、「ベッドが2台ある部屋に2人で宿泊すること」を指しています。
ハリウッドツインと呼ばれる部屋のタイプでは、シングルベッド2台を密着して並べて一見ツインベッドには見えませんが「ツイン」になります。
「トリプル」は、「ツインルームまたはダブルルームに3人で宿泊すること」を意味しています。
トリプルルームには、クイーンサイズベッド2台、もしくはキングサイズベッドが1台というのが普通です。
一部の国・地域では、シングルベッド3つの部屋がある場合もあります。
「クアッド」は、「ダブルルーム、またはツインルームに4人で泊まること」を意味しています。
ベッドはキングサイズ1台またはクイーンサイズ2台となるのが普通です。
「クアッド」は、添い寝可能な年齢の子供を連れたファミリー向きの使い方になります。
クアッドルームを大人4人で利用するのには無理があるようです。
次に、コンフォートシングル・シングル・スタンダードのルームの紹介をします。
コンフォートシングルとシングル
コンフォートシングルルームとシングルルームの違いがわからない人も多いようです。
コンフォートルームは、ホテルによって「ラグジュアリー」・「デラックス」などと名称が変わります。
コンフォート・ラグジュアリー・デラックスは同じ意味で使われています。
スタンダードよりもワンランク上の部屋を表すときに、コンフォートルーム・ラグジュアリールーム・デラックスルームなどの名称がつきます。
コンフォートシングルルームは、シングルルームよりワンランク上の部屋という意味になります。
部屋のグレードの名称では、スタンダード<コンフォート=ラグジュアリー=デラックス<セミスイート<スイートになるようです。
ホテルによっては部屋のグレードの名称を、スタンダード<デラックス<エグゼクティブ<スイート<エグゼグティブスイート<プレジデンシャルスイートなどにしている場合もあるようです。
次に、スタンダードルームの紹介をします。
スタンダード
コンフォートシングルルームはシングルルームのワンランク上の部屋になります。
スタンダードシングルとは、普通のシングルルームのことです。
スタンダードシングルルーム<コンフォートシングルルームになります。
コンフォートシングルとスタンダードシングルの違い
標準的なホテルでのコンフォートシングルルームとスタンダードシングルルームの違いを紹介します。
コンフォートシングルルームには、
・ズボンプレッサー・加湿器・湯沸かしポット・シャンプー・リンス・メンズケアパック・ドライヤーがあります。
スタンダードシングルルームには、
ズボンプレッサー・加湿器・メンズケアパックは常備されていません。
リンスも、リンスインシャンプーになっています。
ドライヤーはコンフォートタイプよりもワンランク下になります。