赤ちゃんは新幹線にいつから乗れる?席の料金が無料?
新幹線に赤ちゃんを乗せても良いのでしょうか?
新幹線に赤ちゃんを乗せたら料金はどうなるのでしょうか?
新幹線のグリーン車に赤ちゃんを乗せるのはマナー違反でしょうか?
新幹線は、JRグループ各社が運営している日本の高速鉄道になります。
「全国新幹線鉄道整備法」では、新幹線鉄道を「その主たる区間を列車が200km/h以上の高速度で走行できる幹線鉄道」と定義しています。
局所的に200km/h未満の速度でしか走行できない区間が存在しても新幹線鉄道です。
在来線とは異なる運転規則や構造規則が必要なため、新幹線を法律で定義しています。
新幹線鉄道には、鉄道営業法や刑法などに加えて新幹線特例法などによって厳しい法的措置が定められています。
ミニ新幹線と呼ばれている山形新幹線・秋田新幹線も一般に新幹線と称されています。
しかしミニ新幹線は正式な路線名称ではなくすべて在来線です。
ミニ新幹線の路線には新幹線車両が通行しますが、「新幹線鉄道構造規則」に準じた構造を持ってはいません。
ミニ新幹線路線は、新幹線特例法の範囲外になっています。
次に、新幹線に赤ちゃんは乗れる?新幹線に乗った赤ちゃんは無料?赤ちゃんと新幹線のグリー車に付いて紹介します。
新幹線に赤ちゃんは乗れる?
新幹線に赤ちゃんは乗っても良いのでしょうか?
新幹線に赤ちゃんを乗せて良いか否かを考えると、誕生~生後4週間の新生児期の赤ちゃんは基本的に外出しないので、新幹線に乗るのは無理だと考えられます。
新生児期に事情があって新幹線を利用する必要性があるときには医師への確認が必要です。
1ヶ月検診後の赤ちゃんは、問題がなければお出かけはできます。
生後1~3ヶ月頃の赤ちゃんは首がすわっていなくて体力もありません。
基本的に人が多い場所・遠出・旅行はおススメできません。
新幹線を利用しなければいけない理由がある時には医師への相談をおススメします。
生後4・5ヶ月を過ぎた赤ちゃんであれば、医師に相談した後で無理のない範囲で新幹線に乗せても問題はないと考えられます。
その時でも、日常生活の状況・赤ちゃんの発育状況・体調をよくみて判断することが大切です。
次に、赤ちゃんは無料?・新幹線のグリーン車に赤ちゃんを乗せても良い?などの紹介をします。
赤ちゃんは無料?
新幹線に赤ちゃんを乗せた場合の料金について紹介します。
新幹線は、赤ちゃんや幼児のような小学校入学前の未就学児は基本的に無料になっています。
小学生の新幹線料金は半額になっています。
赤ちゃん・幼児は無料ですが「座席を必要としない場合」に限られます。
赤ちゃんや幼児を新幹線に無料で乗せるには、ママやパパが抱っこするか膝の上にのせている必要があります。
0~3歳児頃であれば、パパやママの膝の上で長時間過ごすことができますが、4歳を過ぎると現実的には無理なようです。
3歳を超えると体も大きくなり活発になります。
長時間を膝の上で過ごすのは子供もママ・パパも難しいですね。
新幹線に乗るときは、子供の年齢ではなく子供の成長に合わせて、座席を確保するか否かを決めることが大切です。
次に、新幹線のグリーン車に赤ちゃんを乗せても良いのか否かについて紹介します。
赤ちゃんとグリーン車
新幹線に赤ちゃんを乗せて旅行する前には、医師への相談・発育状況と体調の確認をしてからにしましょう。
新幹線に赤ちゃんを乗せても、座席を必要としなければ無料です。
赤ちゃんを新幹線のグリーン車に乗せると、パパ・ママが疲れるかもしれません。
新幹線に乗せても大丈夫な年齢の赤ちゃんであればグリーン車にも乗せられます。
しかし、グリーン車を選ぶ人の多くはゆっくり休みたい理由がある人が多いので、赤ちゃんがぐずると迷惑に思う人が多いと思います。
赤ちゃんをグリーン車に乗せる目的が、パパ・ママがリラックスしたいためであれば希望は叶えられないように思います。
赤ちゃんがぐずって周りを騒がせたり、周りに気を使うことも多くなります。
いろいろな意見はありますが、赤ちゃん・パパ・ママがストレスなく乗れる車両と座席を選びましょう。