早咲きの桜の寒緋桜(カンヒザクラ)の花言葉、開花時期
桜は日本人が大好きな華やかな花です。
日本国を象徴する桜の満開時には、海外からも多くの花見観光客が訪れます。
桜は、バラ科モモ亜科スモモ属の落葉樹になります。
日本文化に馴染みの深い、観賞用桜の代表的な品種はソメイヨシノになります。
英語では桜の花はCherry blossomですが、日本文化の影響から「SAKURA」と呼ばれることも多くなってきています。
桜が分布している地域は日本だけでなく、ヨーロッパ・西シベリア・中国・米国・カナダなどになります。
桜の分布地域は、主に北半球の温帯になります。
桜の果実はサクランボまたはチェリーと呼ばれています。
桜の果実は世界中で広く食用とされています。
桜の花言葉は、「精神の美」・「優美な女性」になります。
西洋では「精神の美」・「優美な女性」に加えて「優れた教育」もあります。
桜の種類は日本国内だけでも固有種や交配種を含めて600以上もの品種が確認されています。
日本国内の桜の種類は大きく8つに大別されています。
自然交配や咲き方・シナミザクラ群・エドヒガンザクラ群・ヒガンザクラ群・チョウジザクラ群・マメザクラ群・ミヤマザクラ群・ヤマザクラ群などです。
自然交配や咲き方で分けられている桜の種類には有名なソメイヨシノがあります。
早く咲く「早咲き桜」の種類を寒桜・冬桜・河津桜などといいます。
寒緋桜(カンヒザクラ)はサクラの原種の一つです。
旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)とも呼ばれます。
寒緋桜は、緋寒桜(ヒカンザクラ)・台湾桜(タイワンザクラ)・緋桜(ヒザクラ)とも言われます。
寒緋桜と彼岸桜(ヒガンザクラ)とは異なる品種です。
次に、寒緋桜のこと・寒緋桜の花言葉・寒緋桜の開花時期などの紹介をします。
寒緋桜
寒緋桜は釣り鐘状の花が特徴です。
寒緋桜の学名の種小名は「カンパニュラの様な」と言う意味になります。
キキョウ科ホタルブクロ属の「カンパニュラ」の花が下向きに咲く所になぞられて名付けられました。
花の色は白から濃い桃色まで様々の個体差があります。
開花期は1~3月になります。
花の大きさは1.5~2.5cm程度になります。
中国南部から台湾にかけて分布しています。
日本では園芸品種とされています。
主に沖縄県で野生化していて、沖縄で「桜」と言えばこの寒緋桜(カンヒザクラ)を指します。
沖縄県や鹿児島県奄美地方での桜の開花予想及び開花宣言は、寒緋桜(カンヒザクラ)の開花で発表されます。
寒緋桜は、沖縄では1~2月に開花します。
関東地方より南で植えられている寒緋桜は2~3月にかけて花を咲かせます。
次に、寒緋桜群(カンヒザクラ群)・寒緋桜の花言葉などの・紹介をします。
カンヒザクラ群
カンヒザクラ群には以下のような種類が含まれています。
・アタミハヤザキ(熱海早咲)・イズタガアカ(伊豆多賀赤)・オオカンザクラ(大寒桜)
・オカメザクラ(阿亀桜)・カワヅザクラ(河津桜)・カンザクラ(寒桜)
・ケイオウザクラ(啓翁桜・東海桜・岳南桜)・シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)
・タイリョウザクラ(大漁桜)・ツバキカンザクラ(椿寒桜)・ハツミヨザクラ(初御代桜)
・ミョウショウジ(明正寺)・ヨウコウ(陽光)・ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)
・リッシュンカンザクラ(立春寒桜)・リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜・琉球緋桜)などです。
次に、寒緋桜の花言葉を紹介します。
寒緋桜の花言葉
寒緋桜の花言葉は、「あでやか」・「あでやかな美人」・「善行」になります。
寒緋桜の誕生花は2月25日になります。
寒緋桜の開花時期は沖縄県と関東地方では若干の差があります。
沖縄県の寒緋桜の開花時期は1~2月になります。
関東地方より南に植えられている寒緋桜の開花時期は2~3月になります。