社日(しゃにち)の由来、意味、春社、秋社の時期

社日(しゃにち)を知っていますか。

社日(しゃにち)は、雑節(ざっせつ)の一つになります。

雑節とは、季節の移り変りをより確実に掴むために設けられた特別な暦日です。

一般的に雑節と呼ばれるのは9つです。

・節分・彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日になります。

社日は、産土神(うぶすながみ)を祀る日になります。

産土神とは、生まれた土地の守護神のことです。

社日は年に2回の春と秋にあります。

春の社日を春社(しゅんしゃ・はるしゃ)と言います。

秋の社日を秋社(しゅうしゃ・あきしゃ)と言います。

春は種まきの時期、秋は収穫期に重なることから農業を行う上での大切な節目の日になっています。

産土神(うぶすながみ)を祀る社日の行事は地域によって様々です。

春の社日は「地神降り」と呼ばれます。

秋の社日は「地神昇り」と呼ばれます。

春社(しゅんしゃ・はるしゃ)・秋社(しゅうしゃ・あきしゃ)には、祭祀や地神講(じがみこう)・お社日様などの行事が行われます。

 

次に、社日(しゃにち)の由来・社日の時期・2018年の春社・秋社の時期などの紹介をします。

 

社日(しゃにち)の由来

 

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社日の由来は古代中国に由来しています。

「社日」の「社」は土地の守護神や土の神を意味しています。

社日は、春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日になります。

春分日・秋分日が癸(みずのと)の日となる場合は、春分・秋分の瞬間が午前中ならば前の戊の日、午後ならば後の戊の日とする場合と、前の戊の日とする場合があります。

社日には、産土神に参拝して春には五穀の種を供えて豊作を祈願します。

秋の社日にはその年の収獲に感謝します。

春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があります。

春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習のことを治聾酒(じろうしゅ)といいます。

 

春の社日の時期

 

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社日(しゃにち)の由来は中国です。

春の社日の時期を紹介します。

春の社日は、春社(しゅんしゃ・はるしゃ)と言います。

春の社日には五穀を供えて豊作を祈ります。

春の社日は春分の日に最も近い「戊(つちのえ)の日」になります。

2018年(平成30年)春の社日である春社(しゅんしゃ・はるしゃ)は3月17日の土曜日になります。

春分の日は3月21日になります。

 

秋の社日の時期

 

社日(しゃにち)の由来は中国です。

秋の社日の時期を紹介します。

秋の社日は、秋社(しゅうしゃ・あきしゃ)と言います。

秋の社日には稲穂を供えて収穫に感謝をします。

秋の社日は秋分の日に最も近い「戊(つちのえ)の日」になります。

2018年(平成30年)秋の社日である秋社(しゅうしゃ・あきしゃ)は9月23日の日曜日になります。

秋分の日は9月23日になります。