手のひらの皮がむける原因と対処方法。ストレスの影響もある?
手のひらの皮がむける原因には、皮膚病・乾燥・汗・精神的ストレスなどがあります。
手は目につきやすい部位です。
手のひらの皮がむけていると人の目が気になるだけでなく、相手に不快な印象を与えてしまう可能性もあります。
手は日常生活でも物を持つなど大切な部位です。
手の皮がむけるなどの症状は、日常生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。
手の皮がむけるなど、かゆみや湿疹などの症状がでたら病院での診察をおススメします。
皮膚病なのか他に原因があるのかしっかりとチェックする必要があります。
次に、手のひらの皮がむける原因や気を付けるべき病気を紹介します。
手のひらの皮がむける
手のひらの皮がむける原因には、皮膚病などのほかにも乾燥・汗・精神的ストレスが原因になっていることがあります。
手のひらの皮がむける原因で多い乾燥と汗について紹介します。
手のひらの皮がむける原因では乾燥によるものが多いようです。
冬季の乾燥している時期の肌荒れは辛いですね。
乾燥による肌荒れは冬季だけではありません。
乾燥に弱い肌質の人では1年を通して肌荒れに悩まされているようです。
肌が乾燥して肌表面のバリア機能が低下することで、皮膚の柔軟性が失われて皮がむけます。
乾燥によって手のひらの皮がむける原因には、・食器洗剤やハンドソープが手の皮脂を洗い流してしまう・ビタミン類が不足したバランスの悪い食生活・エアコンによる室内の乾燥・睡眠不足による不調などがあります。
汗による肌荒れもあります。
手のひらが乾燥して皮がむけるのとは反対に、汗で手のひらが長時間湿ることで皮がむけることもあります。
手のひらに汗をかきすぎると皮膚に水分が浸透しすぎてふやけて皮がむけます。
乾燥による肌荒れ対策は、洗浄力の強いハンドソープや洗剤を使わない・弱刺激のハンドクリームで保湿するなどが大切です。
汗による肌荒れ対策では、こまめに汗を拭く・手を煩雑に洗うなどが大切です。
精神的ストレス
手のひらの皮がむける原因には精神的ストレスもあります。
精神的ストレスにより手のひらの皮がむけるのには自律神経が関係しています。
自律神経は体のさまざまな生理機能をコントロールしています。
精神的ストレスによって自律神経が乱れると、手の先の末梢神経に十分な血液が送られなくなります。
手のひらに血液が送られないことで、栄養・酸素不足になって手のひらの皮がむけます。
精神的ストレスにより手の皮がむける人は、感受性が強い・手が荒れやすい・睡眠不足・運動不足の改善が大切です。
手のひらの皮がむける病気
手のひらの皮がむける病気には、手湿疹・手水虫(手白癬)・アレルギー接触性皮膚炎・汗疱性湿疹があります。
手湿疹の症状は、手だけにぶつぶつの湿疹や水ぶくれ症状の病気です。
20~30代の主婦に発症することが多いので主婦湿疹とも呼ばれます。
手湿疹の原因は、食器洗い・洗濯洗剤・シャンプーなどです。
肌を保護するバリア機能の低下で手のひらが刺激に対して弱くなって湿疹やかぶれを発症するようです。
手水虫(手白癬)なると手のひらの皮がむけたり、湿疹やかゆみの症状がでます。
足に比べて手の水虫は少ないですが、皮膚が敏感な人は気を付けたほうが良さそうです。
アレルギー接触性皮膚炎の原因は、アレルゲン(アレルギーの原因物質)を繰り返し手で触ってしまうことです。
アレルギー接触性皮膚炎になると、手のひらの皮がむけたり赤いぶつぶつができます。
アレルゲンには、金属・シャンプー含有の化学物質・動物の毛などがあります。
汗疱性湿疹は、手のひらなど汗をかきやすい部位に発症します。
水虫と似ている症状で、皮がむける・1mm程度の小さな赤い水ぶくれがポツポツできます。