食後でも空腹感がある原因と改善法
食後に空腹感を感じることはありませんか。
美味しい料理をたくさん食べても食後に空腹感に悩む人がいるようです。
普通では十分過ぎるくらいの量のご飯を食べても、スグにお腹が空くとイライラしますね。
せっかく食べたのにスグにお腹が空いてイライラすると、食べ過ぎてしまって1日に摂取する総カロリーが増加して内臓脂肪や皮下脂肪過多の肥満になります。
内臓脂肪や皮下脂肪過多の肥満は生活習慣病のリスクを高めます。
心臓病・脳卒中・高血圧・糖尿病・脂質異常症などのリスクを避けるには肥満予防が大切です。
食後の空腹感の原因にはいろいろあります。
食後の空腹感に悩まされている人はどのような対策をすればよいのでしょうか。
食べたはずなのに空腹感があるのには血糖値が関係しているようです。
血糖値が急上昇したり急低下したりなどの激しい動きが原因のようです。
満腹感を感じるのは「胃」ではなく「脳」です。
美味しい料理をたくさん食べると「胃」がいっぱいになるので満腹を感じるようになると思いますが、満腹感を感じるのは「脳」からのサインです。
「脳」が血液中の血糖値を受け取って満腹や空腹を感じるようになっています。
「脳」が血液中の血糖値が少なくなると空腹を感じるようになります。
「脳」が血液中の血糖値の上昇を受け取ると満腹を感じます。
通常は、食事をすると血糖値が上がって満腹になります。
しかし、食事をした後でもスグにお腹が空くのは食後に血糖値が下がっている可能性があります。
次に、食後の空腹感の原因や対処方法などについて紹介します。
低血糖
食後の空腹感の原因に低血糖があります。
食後の空腹感の原因の低血糖になる原因にはいくつかあります。
・糖尿病の治療でインスリンを摂取している
・内服薬の使用量との関係
・食事摂取量のバランスによる関係
・アルコールの過剰摂取の関係
・喫煙などです。
以上の、インスリン・内服薬・食事摂取量バランス・アルコール・喫煙などは、低血糖の外因性の要因になります。
食後の空腹感の改善
食事摂取量のバランスに関係して食後の空腹感があるときの対処方法を紹介します。
一般的な食事での主食は米・パン・麺類などの糖質が多くなります。
糖質の主食は空腹を呼び起こす原因となる場合が多くなります。
糖質を主食とした食事を換える、食事での食材の食べる順序をかえることで食後の空腹感を改善することができます。
まず、糖質が多い米・パン・麺類などを控えます。
料理を食べる順番にもポイントがあります。
食物繊維が含まれる野菜やきのこ類などを一番に食べます。
その次に、肉・魚などのタンパク質を食べます。
糖質たっぷりのご飯やパンは最後に食べます。
食べる順序を変えることで血液中の血糖値をコントロールすることができます。
食後のデザート代わりのフルーツを食べるのであれば食前をおススメします。
食物繊維を含むフルーツを食前に食べることで血糖値のコントロールがしやすくなります。
血糖値以外の原因
食後の空腹感の悩みの原因は血糖値が関係していますが、血糖値以外の原因もあります。
水分不足で喉が渇いているときや睡眠不足の時です。
1日2リットルの水を飲むことは、美容だけではなく空腹を抑えるのにも役立ちます。
水分の摂取が少ないと体は脱水症状になります。
脱水症状や喉が渇くと、空腹感と似たような感覚を引き起こします。
水分不足で喉が渇いているのに「脳」が空腹状態の信号を発信してしまうことがあります。
食後にすぐ空腹感が出てくる人は、食後に水分を摂るようにしませんか。
食後のお茶をおススメします。
お茶に含まれるポリフェノールには、食欲を抑制してくれる効果があります。
また、血糖値が緩やかに下がっていくので満腹感が持続できます。