ほくろが消える、薄くなる理由。消えたら何もしなくても良い?
ほくろが消えることもあります。
ほくろの種類によりますが、自然に消えるタイプもあるので悩まないでください。
ほくろのタイプを知ることで、ほくろを減らす対策もできます。
ほくろの漢字表記は(黒子)になります。
ほくろは、メラニン色素を含む細胞になります。
メラノサイトが、皮膚の一部に周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種を“ほくろ”と呼びます。
メラノサイトが一層に並んでいるものを狭義的にほくろと呼びます。
メラノサイトが重層して表皮が盛り上がったのは色素性母斑や母斑細胞性母斑と呼ばれています。
ほくろは、体表からは黒く見えるのが一般的です。
メラノサイトの増殖が皮膚の深い部分で起こると青色母斑になります。
青色母斑とは青く見えるほくろです。
古くは“ほくろ”のことを「ははくそ(母糞)」とい言っていたこともあります。
「ははくそ(母糞)」の語源は、母の胎内でついた母親の糞の意味であったようです。
室町時代末期には“ほくろ”と呼ぶようになったという説があります。
ほくろは美人度アップにもつながります。
口元のほくろは女性の人気をアップするそうです。
人気の女性歌手や女優さんでは、安室奈美恵さんや吉瀬美智子さんが口元にほくろがある美人さんです。
目の下にある泣きぼくろも人気です。
泣きぼくろが特徴的な女優さんには松嶋菜々子さんがいます。
ほくろもついている場所によって魅力アップしたり、悩みの元になります。
次に、ほくろには消えるものと消えないものがあります。ほくろについて紹介します。
ほくろ(黒子)
ほくろ(黒子)には消えるものと消えないものがあります。
ほくろには先天性のタイプと後天性のタイプの2つがあります。
先天性のタイプのほくろは消えません。
後天性タイプのほくろは消えることがあります。
また、後天性のほくろは増えることもあります。
子供の時から同じところにあるのは先天性のほくろです。
年齢を重ねるとともに、あっちこっちに出現するのは後天性のほくろになります。
顔や背中に気づかないうちに増えているのは後天性になります。
ほくろの原因
ほくろで消えるのは後天性になります。
後天性のほくろができる原因は、紫外線・ストレス・疲労・生活習慣やホルモンバランスの乱れなどです。
紫外線を原因とした“ほくろ”はシミ・そばかすの原因と同じです。
紫外線を浴びることでメラサイトの活動が活発になります。
メラサイトとはメラニン色素をつくる色素細胞のことです。
紫外線を浴びるとメラサイトが活性化してメラニンを生成します。
メラニンには紫外線を吸収する機能があります。
メラニンが生成され過ぎて体外への排除がスムーズに行われないようになると、ほくろ・シミ・そばかすになります。
年齢とともに新陳代謝が衰えるとメラニンを体外へ排除できなくなります。
年齢とともにほくろ・シミ・そばかすができる原因になります。
ほくろが消える
後天性のほくろは消えることがあります。
自然にほくろが消えることもありますが、年齢を重ねると消えるほくろよりも出現することが多いようです。
皮膚科ではほくろ・シミを消す施術をしています。
お金に余裕があれば皮膚科に行けば短期間にキレイにできます。
ほくろは自宅でも消す方法があります。ほくろ除去クリーム・カソーダ・お灸などです。
カソーダとはヒマシ油と重曹を混ぜたものです。
ほくろと似ているものにメラノーマがあります。
ほくろは良性腫瘍の一種ですが、メラノーマは悪性腫瘍なので皮膚科で早めに除去してもう必要があります。
メラノーマとほくろの見分け方があります。
・短期間(2~3ヶ月)で直径7mm以上に巨大化するのはメラノーマの疑いがあります。
・メラノーマは形が丸ではなく不規則で色ムラや凸凹があります。