赤ちゃんにあげる麦茶はどれくらいの温度、濃さが良いの?
赤ちゃんに飲ませる麦茶の温度はどの程度がよいでしょうか。
赤ちゃんに飲ませる麦茶を大人用麦茶でつくるときは、赤ちゃんが飲みやすいように麦茶を白湯で薄めることも大切です。
麦茶(むぎちゃ)は麦湯(むぎゆ)とも呼ばれる、大麦の種子を煎じて作った飲み物になります。
麦茶は大麦の種子を煎じただけなのでカフェインが含まれていません。
一般的な茶葉のようにカフェイン成分が含まれていないので、赤ちゃんや幼児が飲むのにも適しています。
麦茶としてメーカーから売られている商品には、紅茶やウーロン茶の粉を混ぜて冷水でも速く色を出すタイプもあります。
市販の麦茶にはカフェインやタンニンを含むものもあるので、妊娠中の女性・赤ちゃんが飲むときには注意が必要になります。
麦茶に最適な季節としては夏ですね。
夏には冷やした麦茶がよく飲まれています。
麦茶は体温を下げる働きや血流を改善する効果があります。
子供の頃に砂糖や塩を入れた冷たい麦茶を飲んだことありませんか。
熱湯で煮出した麦茶よりも、水出しのほうが雑味が少なくてマイルドでスッキリした味わいになります。
平安時代には麦湯を貴族が飲用していたとされる記録があります。
平安の頃から室町時代まで貴族が飲用し、江戸時代には屋台の「麦湯売り」が流行したそうです。
日本人は昔から麦茶を愛飲していたようです。
次に、赤ちゃんに飲ませる麦茶の温度や赤ちゃんに大人用麦茶を与える場合に、赤ちゃん好む麦茶の薄め具合などを紹介します。
麦茶と赤ちゃん
赤ちゃんに飲ませる麦茶は温度だけでなく成分にも注意が必要です。
市販の麦茶にはカフェインやタンニンを含んでいるタイプもあります。
赤ちゃんへの水分補給に大人用麦茶を与えるときには、赤ちゃんに刺激を与えないように麦茶を薄めてあげてください。
家庭で麦茶を作るときには注意が必要です。
煮出してから一晩置いた麦茶は酸化しているそうです。
昔から、煮出してから一晩置いた麦茶は赤ちゃんや妊婦には与えない方が良いとされています。
赤ちゃんの水分補給
離乳食が始まる生後5~6ヶ月頃までは母乳やミルクで十分です。
離乳食が始まる前の赤ちゃんには、基本的に母乳やミルク以外の飲み物は必要ありません。
只、生後1ヶ月頃からでも「赤ちゃん用」のお茶を飲ませるはできます。
ベビー用品売り場では赤ちゃん用のお茶が売られています。
大人のお茶に比べて味が薄くて苦味控えめの赤ちゃん用のお茶であれば安心して水分補給に使用できます。
麦茶には体温調節を促す成分も含まれているので赤ちゃんの水分補給におススメです。
大切なことは、大人用の麦茶ではカフェインやタンニンなどの内容成分をよく確認することです。
離乳食が始まったら
離乳食が始まった赤ちゃんの水分補給には、赤ちゃん用麦茶をおススメします。
自宅で麦茶のパックを煮出して、白湯で薄めて温度下げて赤ちゃんに飲ませます。
大人用麦茶にはカフェインやタンニンが含まれている場合があるので、赤ちゃん用の麦茶をおススメします。
麦茶は白湯で薄めるなどして飲ませます。
赤ちゃんには、水出しで作った麦茶はおススメできません。
煮沸していない水道水に含まれる残留塩素(カルキ)や雑菌は、胃腸が未発達な赤ちゃんの体調不良の原因になります。