なぜリレーの最終走者をアンカーと呼ぶ?
オリンピックの象徴に聖火リレーがあります。
リレーレース(リレー競技)は人気がありますね。
リレーレースは、 競走・競泳・スピードスケート・アルペンスキーなどで行われます。
リレーレースは、複数の選手が交代で決められた距離を走りたっり、泳いだりして最終選手がゴールするまでのタイムを争う競技になります。
陸上競技のリレー走(継走)には駅伝があります。
日本でのリレー競技では駅伝の人気が高いようです。
男子・女子の駅伝には、実業団駅伝・大学駅伝・高校駅伝・中学校駅伝・都道府県駅伝などがあります。
男子の大学駅伝を中継した正月番組を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
高校野球で出身校を応援するように、正月料理を食べながらひいきの大学を応援している人も多いと思います。
次に、リレーのこと・リレーの最終走者をアンカーと呼ぶのはなぜ?・ニュースキャスターとアンカーの違いなどを紹介します。
リレー
リレーの英語表記は「relay」になります。
リレーの意味は、順繰りに受け継いで次に送り伝えていくこと・中継、などの意味があります。
一般的にはリレーレース(relay race)が知られています。
リレーを使った言葉には、バケツリレー・リレーレンズ・リレー装置・保護リレー・半導体リレー・リレー列車・リレー人工衛星・リレー中継・リレー放送、などがあります。
リレー装置とは「終電器」のことで、電気信号によって電気回路の開閉を行う装置です。
保護リレーとは、電流や電圧の急激な変化から電気回路を保護するためのリレーです。
半導体リレーは、リレーの役割を果たす半導体素子になります。
リレー列車は、主に新幹線との接続をする列車になります。
リレー列車には、「リレーつばめ」・「新幹線リレー号」・「秋田リレー」・「北近畿リレー」などがあります。
リレー中継は、日本プロ野球・大相撲・夏の甲子園・日本競馬などのスポーツ中継で、時間帯で複数のチャンネルを切り替えて中継することです。
リレー放送では、前の部分を「トップ中継」と呼び、後ろの部分を「リレー中継」と呼ぶことがあります。
次に、リレーの最終走者をアンカーと呼ぶのはなぜ?・ニュースキャスターとアンカーの違いなどを紹介します。
リレーとアンカー
リレーの最終走者をアンカーと呼ぶのはなぜでしょうか。
リレーレースで、最終走者のことをアンカーと呼んでいるのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
運動会の人気競技にはリレーレースがあります。
リレーレースでは、数人の選手がバトンをつないで走ってタイムを競います。
最後にバトンを受ける、最後の走者を「アンカー」と呼びます。
「アンカー」は英語表記では「anchor」になります。
「anchor」には錨(いかり)の意味があります。
錨(アンカー)は、船が海流などで流されないために水底に沈める重いおもりです。
「アンカー」という呼び名は「綱引き」の用語からきています。
昔行われていたオリンピック正式競技だった「綱引き競技」では、チームの最後尾に位置する選手を「アンカー」と呼んでいました。
「アンカー」になる選手は、体重が重くて屈強な体格の選手だったとされています。
綱引き競技のアンカーが、他の競技でも使われるようになり、リレー種目の最後尾の選手を「アンカー」と呼ぶようになったとされています。
次に、ニュースキャスターとアンカーの違いなどを紹介します。
ニュースキャスターとアンカーの違い
リレーレースでは最終走者のことをアンカー呼びます。
リレーレースではなぜアンカーと呼ぶのでしょうか。
リレーレースのアンカーは、綱引き競技のアンカーからきていると言われています。
リレーレースだけでなく、テレビやラジオのニュース番組のキャスターもアンカーと呼びます。
ニュースキャスターとは、報道番組に出演してニュースを紹介しながら司会・進行する役割になります。
放送メディアで報道番組に出演して、番組全体または特定のコーナーを、ニュースを紹介しながら司会・進行する役割の日本独自の呼称です。
ニュースの読み上げはニュースキャスターかアナウンサーが行います。
ニュースに対してのコメントや解説は、ニュースキャスターかコメンテーターが行います。
ラジオ・テレビのニュースキャスターをアンカーとなぜ呼ぶのでしょうか。
ラジオ・テレビのニュースキャスターを呼ぶ、アンカーの英語表記も「anchor」です。
ニュース番組でのキャスターをアンカーと呼ぶのには、放送などの最後のまとめ役の意味があります。