デマとガセの違い。がゼの漢字は?
デマとガセの違いを知っていますか。
最近は大手メディアのフェイクニュースが話題になっています。
アメリカでは、トランプ大統領が大手メディアのフェイクニュースを問題にしています。
メディアのフェイクニュースに国民が惑わされないように、トランプ大統領はインターネットを使って自分の考えを発信しているようです。
日本では、経済産業大臣兼内閣府特命担当大臣の世耕大臣がTwitter(ツイッター)を使って情報発信しています。
最近では、大手メディアのフェイクニュースではなく、世耕大臣のTwitterで情報を得ている国民も増えているようです。
世耕大臣のTwitterは、事実だけを簡潔明瞭で分かりやすくまとめてあるので、新聞やTVの報道番組よりも分かりやすいと人気になっているようです。
デマやガセの意味と違いや、デマやガセの漢字表記なども気になりますね。
次に、デマとガセの違い・ガセの漢字・デマやガセの類語、などを紹介します。
デマ
デマとガセの違いを分かるために「デマ」の概要を紹介します。
デマとは、政治的な目的で意図的に流す扇動的で虚偽の情報です。
また、流言飛語や、事実に反するうわさになります。
「デマ」の語源は、「扇動」・「扇動政治」を意味するドイツ語の「デマゴギー」からきています。
「デマゴギー」を略した言葉が「デマ」です。
日本語の「出任せ(でまかせ)」が「デマ」の語源だとする説もありますが間違いです。
日本では、昭和初期頃から「デマ」の言葉が使われるようになったようです。
次に、ガセのこと・ガセの漢字表記を紹介します。
ガセ
デマとガセの違いを分かるために「ガセ」の概要を紹介します。
「ガセ」とは、偽物・まやかし物・嘘を指す言葉です。
「ガセ」という言葉は、元はテキ屋の隠語でした。
1915年の「隠語」をまとめた書籍に記されています。
「ガセ」の語源は、「お騒がせ」の「ガセ」だと考えられています。
本物ではないのに人騒がせな物ということで、「偽物」の意味になったと考えられています。
「ガセネタ」はでたらめな情報を意味するテキ屋の隠語です。
1929年の隠語の集成「香具師奥義書」には、「ガセ」と「ガセネタ」が記されています。
若者用語には、パットなどで大きく見せた胸の意味の「ガセパイ」などがあります。
デマとフェイクニュース
デマは、政治的な目的で意図的に流す虚偽情報です。
ガセはデマのような政治色はなく、偽物や嘘などという違いがあります。
デマやガセには漢字表記はありません。
「デマ」は、最近注目されている政治のフェイクニュースと同じ意味になりますね。
世耕大臣のTwitterによる情報発信と新聞・テレビなどの記事を読み比べると、メディアの「デマ」記事が分かります。
高齢者が学生・社会人の時代は、社会の情報源は主に新聞・ラジオ・テレビしかなかったので「デマ」を信じてしまったケースも多いと思います。
現代は、インターネットによって複数の情報を収集できます。
旧メディアの情報に、インターネットニュースや個人の情報発信が加わることで、情報確認がしやすい時代になりました。
新聞・テレビなどの旧メディアの情報よりも、主にスマートホンから情報を得る世代が多くなると世の中の考え方や流れも変わっていくのではないでしょうか。