海外のホテルの部屋番号、階数の欠番。420号室、4階がない国
ホテルの部屋番号には欠番があるとされています。
ホテルに4階がない国があるのは本当でしょうか。
ホテルの語源はラテン語の「ホスピタリア」になります。
「ホスピタリア」の意味は、無償の接待部屋になります。
ホテルは、観光旅行の旅行者や出張中のビジネスパーソンなどが利用する宿泊施設です。
ホテルの機能は宿泊施設だけではありません。
会議場・パーティー・宴会場・結婚式場・プールなどを備えているホテルもあります。
ホテルの種類は多く、政府レベルの国際会議が開かれることもある大型ホテル・トレーラーハウス・キャンピングカー利用した仮設ホテルなどあります。
日本では、旅館と同じく洋式のホテルも旅館業法の規制を受けます。
ホテルと類似した宿泊施設には、ユースホステル・ペンション・コテージ・民宿・ウィークリーマンションやマンスリーマンションなどの短期賃貸マンションなどがあります。
次に、ホテルの形態・ホテルの客室・ホテルの部屋番号の欠番・ホテルには4階がない、などの紹介をします。
ホテルの形態
ホテルには、
・シティホテル・ビジネスホテル・観光ホテル・リゾートホテル・カプセルホテル
・モーテル・ラブホテル・デザイナーズホテル・シャトーホテル・洞窟ホテル
・アイスホテル・ホテルシップ・コンドミニアム、などがあります。
シティホテルは、都市中心部や駅周辺に立地するホテルです。
シティホテルは都心部に立地しているので集客力も高く、大規模で多機能なものが多くあります。
日本では、宴会場や料飲施設(レストラン・ラウンジ・バー)などを併設する規模の大きいホテルの呼称にシティホテルが使われています。
ビジネスホテルは、宿泊機能を重視した都市市街地などの交通要所に立地しているホテルです。
シティホテルよりも客室が狭く、サービスを簡素化して低料金になっています。
日本のビジネスホテルは、北米などのモーテルに相当していると考えられます。
観光ホテルやリゾートホテルは、景勝地・温泉地・史跡・ビーチ・高原・山岳地帯などの観光地やリゾート地に立地しているホテルです。
観光客のためのホテルで、プール・プライベートビーチ・テニスコートなどのスポーツ施設など多くの付帯施設を持つものもります。
リゾートホテルには会員制の施設も多く、「会員制リゾートホテル」・「会員制ホテル」などがあります。
カプセルホテルは、カプセル状の簡易ベッドが提供される宿泊施設になります。
カプセルホテルは、日本独自の形態のホテルと言われています。
カプセルホテルは、旅館業法ではホテル営業ではなく簡易宿所営業になります。
カプセルホテルの多くは、ビジネスホテル同様に都市の繁華街に立地しています。
次に、ホテルの客室・ホテルの部屋番号の欠番・ホテルには4階がない、などの紹介をします。
ホテルの客室
ホテルの客室の形態には、
・シングルルーム・デラックス シングル(セミダブルルーム)・ダブルルーム
・ツインルーム・トリプル(ツイン・ダブル)・トリプルルーム
・フォース ファミリールーム・エグゼクティブ ・ デラックス・ コンフォート
・スーペリア ルーム・SOHOタイプ ・ ビジネスルーム・スイート
・コネクティングルーム、などがあります。
シングルルームは、シングルサイズベッドを設けた1名用客室になります。
ダブルルームは、ダブルサイズベッド1台を設けた2名用客室になります。
ツインルームは、 シングルサイズベッド2台を設けた2名用客室になります。
トリプル(ツイン・ダブル)は、エキストラベッドという可搬式ベッドをツインルームに設置したり、予めツインルームに備え付けられているソファベッドを用いてベッドを3つ揃えたルームです。
トリプルルームは、3名用個室で、予め3台のベッドが備え付けられている客室になります。
フォース・ファミリールームは、トリプルルームにエキストラベッドまたはソファベッドを追加設置したり、予めベッドが4台以上設置されているルームです。
フォース・ファミリールームには、4名以上が滞在できます。
エグゼクティブ ・ デラックス・コンフォート・スーペリア ルームは、スタンダードルームよりも部屋面積が広く、大きめのベッドやソファなどが設置されています。
SOHOタイプ・ビジネスルームは、部屋内で書類仕事や受験勉強などを行う客のためにあります。
明るい直接照明・広い机・パソコン・ファクシミリなどのOA設備が設置されています。
スイートは広く高級な客室です。
スイートには、クイーンサイズのベッドが1~2つ・キングサイズのベッドが1つ以上設置されています。
大型テレビや広々とした浴槽などが配置されていることも多いようです。
コネクティングルームは、ドアで隣室と接続していて2つ以上の客室を一つの客室として使えるようにしたルームです。
次に、ホテルの部屋番号の欠番・ホテルには4階がない、などの紹介をします。
ホテルの部屋番号の欠番
日本のホテルの部屋番号の欠番には「4」や「9」などがあります。
「4」は死を意味するからと避けられています。
「9」は、「苦」に結びつくからのようです。
アメリカやイギリスのホテルでは420号室も避けられているようです。
「420」には宿泊者の問題行為を助長する可能性があると考えられているようです。
ホテルに4階がない国もあるようです。
韓国のホテルやデパートにはエレベーターの行き先に「4」がありません。
理由は、韓国では「4」が「死」と似ているからだとされています。