豆苗は生で食べられる?食べ過ぎによる害はない?豆苗の栄養
豆苗の読みは「とうみょう」です。
「ドウミャオ」と呼ばれることがあります。
豆苗はエンドウの若菜になります。
元々は、大きく成長したエンドウの若い葉と茎を摘んだものでした。
昔は、豆苗は中国料理の高級食材でした。
最近は、主に豆から発芽させた幼い状態のエンドウが、スーパーマーケットや八百屋さんの店頭に並んでいます。
豆苗は、根付き状態やカットされて販売されていることが多いようです。
中国で、豆苗であるエンドウの若菜を食べるようになりました。
昔の中国では、収穫される量も時期も限られていたことから、高貴な人々やお正月などの特別料理などでしか食べていなかったようです。
日本で一般的に豆苗を食べるようになったのは、日中国交回復以降になります。
植物工場で豆を発芽させた状態の豆苗が栽培されるようになり、年間を通して安定生産が可能となりました。
安定的な栽培によって、一般野菜として家庭にも浸透するようになりました。
次に、豆苗のこと・豆苗の栄養や効能・豆苗生で食べられる?などの紹介をします。
豆苗
豆苗は、炒め物・スープ・鍋物などの加熱料理でも美味しく食べられます。
ほのかなエンドウ豆の香りと甘味や、シャキシャキとした食感が人気です。
豆苗はアクが少ないので、下茹では必要ありません。
購入した豆苗を、そのまま炒め料理などに利用できます。
豆苗の簡単レシピには、電子レンジで加熱したお浸しなどもあります。
根が付いた状態で購入した豆苗は、再度収穫ができます。
可食部を切り取った後の豆苗の根を、水を入れた容器に入れて明るい日陰に置くと脇芽が伸びます。
季節や栽培条件で変わりますが、10日~2週間前後で茎が20cm程度再成長します。
最低でも一日に一度は水を換えるのがポイントです。
次に、豆苗の栄養や効能・豆苗生で食べられる?・食べ過ぎは?などの紹介をします。
豆苗の栄養・効能
豆苗の栄養成分は、タンパク質・ミネラル類・ビタミン類・食物繊維などです。
ミネラル類は、カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガンなどです。
ビタミン類は、ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・ビタミンCなどです。
豆苗には、β―カロテンを100g当たりで4700μgも含んでいます。
β―カロテンを含んだビタミン類やミネラル類などの栄養成分は一般的な緑色葉物野菜の含有量よりも多くなっています。
ビタミンKは骨の形成を助けるビタミンなので、骨粗しょう症になりがちな更年期の女性に特に大切な栄養素になります。
ビタミンA・ビタミンCは、活性酸素を除去する作用があるのでアンチエイジングに役立ちます。
次に、豆苗生で食べられる?などの紹介をします。
豆苗生で食べられる?
豆苗に含まれている栄養は、β―カロテン・ミネラル類・ビタミン類・食物繊維などです。
豆苗生で食べられる野菜です。
サラダなどで食べると、エンドウ豆のほのかな香りと甘味を楽しめます。
生食だとシャキシャキとした食感を楽しめます。
豆苗はアクが少ないので、生食も美味しいですね。
豆苗を食べ過ぎたら害があるのかを気にすることはありません。
栄養豊富なスプラウトなので、他の肉や魚や野菜などと一緒に食べると栄養効果もアップします。