舌が割れる原因。ピリピリ、ブツブツは病気?病院は何科?
舌が痛くなって困ったことはありませんか。
舌の異常には、「白い斑点」・「赤い斑点」・「舌のしびれ」・「舌があれる」・「舌がただれて痛む」などがあります。
舌に白い斑点ができる病気には、アフタ性口内炎・口腔カジンダ症・ベーチェット病などがあります。
アフタ性口内炎の症状は、痛みや腫瘍です。
口腔カジンダ症の症状は、苔状白斑や味覚障害です。
アフタ性口内炎は、乳幼児や高齢者が発症します。
ベーチェット病の症状は、口内炎・全身発疹・視力低下などです。
舌に赤い斑点ができる病気には川崎病があります。
川崎病の症状は、いちご舌・発熱・目の充血・全身の発疹などです。
舌がしびれる病気には、糖尿病・神経筋疾患・薬の服用・皮下出血・鼻出血・不随運動などがあります。
糖尿病の症状には、口渇・尿の回数や量が多い・尿の甘いにおい・夜間尿・全身倦怠感・のぼせなどがあります。
神経筋疾患の症状には、手の筋力の低下・筋萎縮・肩こりなどがあります。
次に、舌が割れる原因・舌の異常を診察する病院のどこ科目に相談すればよいかなどの紹介をします。
舌の異常
舌にブツブツができてピリピリ痛むことがあります。
舌が割れることもあります。
舌が割れる原因が分からないときには、舌の異常を病院で診察してもらいましょう。
舌の異常の原因がどこにあるか分かれば治療を始められます。
舌は健康状態を確認できる部位です。
舌があれて痛むときに、吐き気・下痢・食欲不振を伴うときは内臓疾患の可能性があります。
胃腸病・慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などです。
舌がかわいて割れる場合は、重い全身病の可能性があります。
肝がん・膵(すい)がん・直腸がんなどです。
舌がただれて痛むのは舌炎や舌潰瘍の可能性があります。
舌がんでは、舌のへりに治りにくいただれができたり白くなったりするようです。
舌痛症は、舌全体に異様な強い痛みがあります。
舌痛症は、心因的な要因が大きいようです。
舌に白い斑点ができる病気には、アフタ性舌炎・鵞口瘡(がこうそう)・ベーチェット病などがあります。
薬物中毒や糖尿病などでは、舌のしびれがあります。
神経筋疾患で舌にシワがよって小さくなること(萎縮)もあります。
舌痛症はピリピリ
舌にピリピリした痛みがある病気は舌痛症と呼ばれています。
細菌やウィルスの感染による炎症や、ベーチェット病などで舌痛症になります。
舌痛症は視診や触診で異常がなくても、舌にピリピリした痛みや熱さを慢性的に感じる病気です。
舌痛症の疑いがある時には市販薬で痛みを抑えるのは適切ではありません。
耳鼻咽喉(いんこう)科を受診して正しい治療を始めてください。
次に、舌のブツブツ・舌が割れる原因・舌のブツブツの病院はどこ?などの紹介をします。
舌のブツブツ
舌にブツブツできて痛いや、舌の周りと中央部が荒れて痛むことがあります。
舌のブツブツや、舌が割れる原因にはいくつかあります。
舌が見た目で何らかの異常があれば、「地図状舌(ちずじょうぜつ)」や「溝状舌(こうじょうぜつ)」の疑いがあるようです。
「地図状舌」は、舌の中央が赤く鮮紅色・舌の周囲が白色の斑・舌に軽度の刺激痛や味覚障害などがあります。
「溝状舌」は、舌の表面に多数の溝が見られます。
通常は無症状ですが、真菌感染を伴うと痛むことがあります。
「溝状舌」と「地図状舌」が合併すると痛みを伴います。
舌の表面の小さなブツブツの乳頭が萎縮してツルツルのときは、鉄欠乏やビタミンB12欠乏による貧血の可能性もあります。
舌の異常の原因を確かめる病院は、口の中を専門に診ている口腔外科での相談をおススメします。