天皇即位の礼の日時と行事内容。祝日・休日はいつ決まる?
天皇(てんのう)は、日本国憲法に規定された日本国および日本国民統合の象徴たる地位、または当該地位にある個人とされています。
古代日本では、権力の頂点をオオキミ(大王)と言っていました。
天武朝ごろから中央集権国家の君主として「天皇」が用いられるようになりました。
「天皇」は大和朝廷時代のオオキミ(大王)が用いた称号です。
天皇は、奈良時代~平安時代には政治・祭祀の頂点でした。
室町時代には多くの宮中祭祀の廃絶もありましたが、江戸時代末に尊王論が盛んとなり明治憲法における天皇制へとつながりました。
即位の礼(そくいのれい)は即位礼(そくいれい)とも呼ばれます。
即位の礼は、日本の天皇が践祚(せんそ)後、皇位を継承したことを国の内外に示す(即位)一連の儀式になります。
次に、即位の礼とは・天皇の即位の礼は休み?・天皇即位の祝日はいつ決まる?などの紹介をします。
即位の礼
即位の礼とは、皇位を継承したことを国の内外に示す最高の皇室儀礼になります。
即位の礼の中心儀式になる即位礼正殿の儀は、諸外国における「戴冠式」・「即位式」になり
ます。
即位の礼後に、五穀豊穣を感謝し、その継続を祈る一代一度の「大嘗祭」が行われます。
「即位の礼」・「大嘗祭」と一連の儀式を合わせものは、「御大礼(ごたいれい)」・「御大典(ごたいてん)」と称されています。
即位の礼と休み
天皇という皇位を継承したことを国の内外に示す最高の皇室儀礼を即位の礼と称します。
即位の礼の挙行日は、他の重要な「皇室慶弔行事」と同様に、明治時代・大正時代・昭和時代・平成時代共に慣例でその年限りの祝日となっています。
大日本帝国憲法下で即位の礼を行った大正天皇と昭和天皇の時には勅令により祝日になりました。
日本国憲法下で即位の礼を行った今上天皇の即位の礼の時は、法律によって祝日として定められています。
即位の礼の時には休みになるのでうれしいですね。
次に、天皇即位の礼の祝日はいつ決まるの?の紹介をします。
即位の礼の祝日が決まるのは?
即位の礼とは、天皇という皇位を継承したことを国の内外に示す最高の皇室儀礼です。
今上天皇の天皇即位の休みは法律によって定められました。
2019年の天皇即位の祝日はいつ決まるのでしょうか。
日本国政府によると、新天皇として皇太子さまが即位される2019年5月1日を、2019年のみ祝日とすることは内部決定されています。
2019年5月1日が祝日になると、ゴールデンウィークが最大で10連休になるようです。
長期のゴールデンウィークは大きな話題になっています。