ブランケットとひざ掛けの違い
ブランケットとひざ掛けの違いはなにでしょうか。
ブランケットは、主に睡眠中の暖かさを保つ寝具として用いられる「毛布」です。
毛布には織毛布と編毛布があります。
織毛布には、羊毛毛布とアクリル毛布があります。
織毛布とは羊毛を用いたものになります。
織毛布の特徴は、暖かくて弾力性があることです。
織毛布で有名なのは、カシミア・アルパカ・キャメルなどの獣毛を混ぜた製品です。
アクリル毛布は、アクリル繊維を用いた毛布になります。
綿毛布は、超長綿を用いた毛布です。
綿毛布の特徴は、軽くて吸湿性があり洗濯が容易なことです。
シルク毛布は絹を用いた毛布で他の繊維に比べ優れた特徴がある高級品です。
編毛布には、マイヤー毛布・タクト毛布があります。
マイヤー毛布とは、長い立毛を持つ最高級の毛布です。
タフト毛布は、基布にアクリルのパイル糸を起毛した毛布になります。
織毛布と編毛布の他にも電気毛布も人気です。
電気毛布は、電熱線を内蔵して加熱・保温を行う毛布になります。
ひざ掛けは、下半身の保温に特化した毛布になります。
ひざにかけて太腿から足元の保温に使用する1メートル四方程の毛布です。
次に、ブランケットとひざ掛けの違いを紹介します。
ブランケット
ブランケットとひざ掛けの違いを知るために、ブランケットの概要を紹介します。
ブランケットとは毛布(もうふ)です。
羊毛などを厚く織って(編んで)起毛などの処理を施した毛布は、英語表記ではブランケットです。
ブランケットは主に睡眠中の暖かさを保つ寝具として用いられる毛布です。
ブランケット(blanket)は略して「ケット(ket)」とも呼ばれています。
寝具として用いる場合は、寒さの程度に応じて複数枚を使用します。
ブランケットは、敷き毛布・掛け毛布など利用方法を変えて使用されます。
日本にブランケットが伝わったのは明治時代初頭になります。
日本には、睡眠中の暖かさを保つ寝具ではなく防寒具として導入されたのが目的だったようです。
ひざ掛け
ブランケットとひざ掛けの違いを知るために、ひざ掛けの概要を紹介します。
ひざ掛けとブランケットは同じような毛布と思っている人もいますが、ひざ掛けは「blanket」ではありません。
ひざ掛けの英語表記は、「lap robe」・「travelling rug」になります。
ブランケットは主に睡眠中の暖かさを保つ寝具として用いられる毛布ですが、ひざ掛けはブランケットよりもサイズが小さい下半身の保温用の毛布になります。
ブランケットでもサイズが小さければひざ掛けになります。
ブランケットとひざ掛けの違い
ブランケットとひざ掛けの概要から違いをまとめます。
ブランケットの英語表記は「blanket」です。
ブランケット「blanket」の主な用途は、睡眠中に暖かさを保つ寝具になります。
ひざ掛けの英語表記は、「lap robe」や「travelling rug」です。
ひざ掛け「lap robe」の主な用途は太腿から足元までの下半身の保温になります。
ブランケットは全身の保温、ひざ掛けは下半身の保温になるでしょうか。