水槽の泡ができる原因と消えない理由。泡とカビの対策方法
水槽に消えない泡がたくさんできることがあります。
水槽の消えない泡の原因は、飼育水の汚れと「ろ過バクテリア」不足が原因です。
水槽で熱帯魚や金魚を飼育していると飼育水は汚れます。
熱帯魚や金魚を飼育している水槽の水面に消えない泡が発生することがあります。
熱帯魚や金魚を飼育する水槽はアクアリウムで使われます。
アクアリウムで使う水槽には、熱帯魚や金魚を飼育する水槽だけでなく、淡水水槽・海水水槽・水草水槽・ネイチャーアクアリウム・エビシュリンプ水槽・テラリウムなどがあります。
アクアリウムとは、小型・大型の熱帯魚や金魚などの水生生物や水草などの水生植物を飼育することです。
アクアリウムを楽しむために必要な水槽用品には、
・水槽・水槽台・水槽マット・照明・ろ過装置(フィルター)・排水、給水パイプ
・ろ材・CO2強制添加器・電磁弁・クーラー・ヒーター・電源タイマー・床材
・エサ・水質調整剤・水草・エアレーション・水合わせキット・トリミングハサミ
・熱帯魚網・ピンセット・水温計・水質測定キット・バックスクリーンなどがあります。
飼育水のろ過装置としてフィルターを使いますが、フィルターではとり切れない微細なゴミは「ろ過バクテリア」でなければキレイにできません。
アクアリウムでは「ろ過バクテリア」を上手に増やすことも大切です。
次に、水槽の消えない泡の原因と対策について紹介します。
水槽の消えない泡
水槽の消えない泡の原因は、熱帯魚や金魚などの排泄物とエサの食べ残しなどの有害物質です。
アクアリウムにはろ過装置のフィルターを設置しますが、微細なゴミまではとり切れません。
水槽内の微細なゴミの処理は「ろ過バクテリア」に任せるのが一番です。
水槽内に「ろ過バクテリア」が繁殖していれば飼育水をきれいに掃除してくれます。
水槽内の「ろ過バクテリア」が増えれば、消えない泡ができることはありません。
水槽内の「ろ過バクテリア」が不足すると、毎日の魚の排泄物やエサの食べ残しなどの有害物質がどんどん増えて飼育水を汚します。
適切な飼育環境の飼育水をキープするには「ろ過バクテリア」を増やすことがポイントになります。
また、フィルターなどのろ過装置が正しく動いていることも大切です。
アクアリウムの飼育水環境
飼育をはじめて数日や数週間の飼育水には「ろ過バクテリア」が少ない状態です。
「ろ過バクテリア」は、水槽内の水の掃除屋さんといわれています。
水槽内の消えない泡の原因は、魚の排泄物&エサの食べ残しに対して「ろ過バクテリア」の数が少ないことです。
アクアリウムの開始時期には、魚の排泄物やエサの食べ残しを増やさないためにも熱帯魚や金魚を少なくしておくことがポイントになります。
飼育水中の「ろ過バクテリア」が増えてから、熱帯魚や金魚を増やすようにしましょう。
飼育水環境を「ろ過バクテリア」>魚の排泄物&エサの食べかす状態にキープできれば消えない泡に悩まされることはありません。
水槽内の消えない泡の放置は危険
水槽内の消えない泡の原因は、魚の排泄物&エサの食べかす>「ろ過バクテリア」の飼育水環境です。
水槽に消えない泡が残る状態は、飼育水が汚れて悪化しているという危険サインです。
消えない泡を見逃したり放置すると、熱帯魚や金魚を死なせてしまいます。
消えない泡があることは、熱帯魚や金魚にとって有害な物質が水中に蓄積されている状態になります。
消えない泡対策の基本は「水換え」です。
熱帯魚や金魚の飼育開始から1ヶ月間は「ろ過バクテリア」が増えている時期になります。
飼育開始から1ヶ月くらいは、3日に1度のペースで水槽の飼育水の「水換え」をします。
水換えの量は、全飼育水の半分から3分の1程度が目安です。