リラ冷えの意味、時期、語源。北海道以外でも使う?寒の戻りとの違い

「リラ冷え」という表現は美しいですね。

札幌市民は普通に「リラ冷え」という言葉を使っています。

北海道の5月下旬ころの時期が「リラ冷え」になります。

「リラ冷え」の意味はどのようなものでしょうか。

「リラ冷え」と「花冷え」と「寒の戻り」は同じ意味だと聞いたこともあるのですが?

 

次に、リラとは・ライラックのこと・リラ冷えと札幌・リラ冷えの時期・リラ冷えの意味と寒の戻りなどの紹介をします。

 

リラ冷えの「リラ」とは

 

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「リラ冷え」は札幌市民が普通に使う表現です。

「リラ冷え」の時期になるとよく耳にします。

リラ冷えの「リラ」って気になりませんか?

「リラ」とはフランス語だそうです。

「リラ」をフランス語表記にすると「lilas」になります。

「リラ(lilas)」とは花のライラックのことです。

「ライラック」は北海道では普通に目にする木です。

「ライラック」は札幌の木なので、札幌市民にとってはなじみの深い木になります。

毎年5月の下旬になると札幌の大通りでは「ライラック祭り」が開催されています。

JR北海道の札幌~旭川間のL特急にも「ライラック」という名前が付けられています。

特急ライラックは6両編成の高速列車になります。

都会のにぎわいと田園を疾走している特急列車です。

札幌と旭川間のビジネスの足としても活躍しています。

次に、ライラックの木のこと・リラ冷えの意味やリラ冷えと寒の戻りなどの紹介をします。

 

ライラックの木

 

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「リラ冷え」は札幌で耳にする季節の言葉です。

「リラ冷え」の時期になるとよく耳にします。

「リラ冷え」の「リラ」の意味は「ライラック」のことです。

ライラックを英語表記すると「Lilac」になります。

「ライラック」はモクセイ科ハシドイ属の落葉樹です。

「ライラック」の和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)です。

ヨーロッパ原産の木で、4~5月頃に紫色・白色などの花を咲かせます。

香りがよく香水の原料ともされています。

「ライラック」の花言葉は、友情・青春の思い出・純潔・初恋・大切な友達などです。

札幌では毎年5月中旬に「さっぽろライラックまつり」が開催されます。

「さっぽろライラックまつり」の開催場所は、札幌市中央区の大通公園・白石区川下公園です。

主なイベントには、「ライラックフェスティバル ワインガーデン」・ライラックの苗木配布・吹奏楽の野外コンサート・ライラック写生会等があります。

次に、リラ冷えの意味やリラ冷えと寒の戻りの紹介をします。

 

リラ冷えの意味

 

「リラ冷え」という美しい表現をつかえる札幌市民がうらやましいですね。

「リラ冷え」の時期になるとよく耳にします。

「リラ冷え」の意味は、ちょうどライラックが咲き誇る5月末から6月初めにかけて、「リラ冷え」の現象が起こるからです。

「リラ冷え」は、本州の「花冷え」とほぼ同じ意味で寒の戻りのことです。