菓子折り持参で謝罪する時ののし、言葉、渡し方、相場

ビジネスでは、菓子折り持参での謝罪(しゃざい)をしなければいけないこともあります。

菓子折り持参での謝罪時では、菓子折りの“のし紙”や謝罪時の菓子折りの渡し方などのマナーもあります。

菓子折り持参での謝罪でのマナーを知っていればビジネスに役立ちます。

謝罪とは自らの非を認めて相手に許しを請う行為です。

謝罪する側と謝罪される側は、個人と個人・個人と企業・企業と企業など様々です。

謝罪する理由は大きく分けて2つあります。

本心から相手に許しを請うものと戦略的なものです。

謝罪の方法は、日本では一般に頭を下げるなどして口頭や文書で謝罪の言葉を述べます。

謝罪のスタイルには、

・企業トップが謝罪する・個人的に謝罪する・証人をつれて謝罪する

・謝罪内容を文書化する・テレビやラジオなどの公共電波を用いて謝罪するなどあります。

口頭で謝罪する場合には、金銭や物品によって謝罪の意を示すこともあります。

 

次に、菓子折り持参で謝罪の言葉・菓子折りを持って謝罪するときの“のし紙”・謝罪時の菓子折りの渡し方のマナー・菓子折りの相場などの紹介をします。

 

菓子折り持参の謝罪

 

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仕事ではトラブルやミスは突然発生します。

トラブルやミスが発生した時の謝罪は素早く対応することがポイントです。

謝罪をする場合、理想的なのはトラブルやミスが起こってしまった当日に訪問して直接お詫びをすることです。

当日に先方の都合がつかない・スケジュール的に難しいという場合には翌日には謝罪に伺いましょう。

謝罪で先方へお伺いをするときには菓子折りが必要になることもあります。

菓子折りはビジネスシーンでの必須アイテムだとも考えられます。

大切なことは、菓子折りは謝罪の言葉に添えるオプション的な役割であることです。

菓子折りの存在よりも、謝罪の言葉や態度のほうが重視されるのは当然のことです。

只、菓子折りの選び方はとても重要なポイントになります。

慌てて近くのコンビニの商品などを選ぶのはNGです。

菓子折り持参の謝罪では、デパートや有名店のお菓子を選びます。

菓子折りの“のし紙”は紅白の水引で蝶結びのものが一般的です。

次に、菓子折りのお表書きや謝罪での菓子折りの渡し方のマナーを紹介します。

 

菓子折りの表書き

 

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菓子折り持参での謝罪では、トラブルやミスが発生したらスグに相手先に伺うのが鉄則です。

菓子折り持参の謝罪時の菓子折りの“のし紙”は紅白の水引で蝶結びのものが無難です。

表書きには、「お詫び」・「松の葉」・陳謝」・「深謝」という言葉を書きます。

相手の反応が心配な場合には、無地のかけ紙・のし紙なしで包装のみでお詫びの言葉を書く方法もありあます。

次に、謝罪時の菓子折りの渡し方や菓子折りの相場を紹介します。

 

菓子折りの渡し方

 

菓子折り持参で謝罪するときの菓子折りの渡し方では気を付けることがあります。

謝罪時に渡す菓子折りの“のし紙”は紅白の水引で蝶結びのものが一般的です。

菓子折り持参での謝罪の時の菓子折りの渡し方では次のようなことに気を付けます。

菓子折りは謝罪に添えるオプションです。

謝罪の言葉や態度の方が重要視されます。

トラブル・ミス発生について心から謝罪することが大切です。

菓子折りの相場は、小さいミスであれば30000円程度です。

一般的には5000円~1万円程度を目安にします。

謝罪時の菓子折りが高価だと「値段でごまかそうとしている」と思われてしまう可能性もあるので注意してください。

また、あまりに安いものでも誠意が見えないと思われてしまうので気を付けます。

菓子折りの渡し方では、相手がこちら側の謝罪を受け入れたあとにお渡しするのが基本です。

「心ばかりではございますが、どうぞお納めください」と一言添えて渡します。

謝罪を受け入れてもらえずに、菓子折りを受け取ってもらえなかった場合には持ち帰るのがマナーです。