年越しそばの由来と縁起が良い具。 英語で何て言う?

年越し蕎麦の由来を知っていると蕎麦の美味しさもアップしますよ。

日本の年越し蕎麦を食べる風習は英語ではどのように表記するのでしょうか。

海外の年越し行事なども体験してみたいですね。

「年越し蕎麦」は、12月31日の大晦日に縁起をかついで食べる蕎麦になります。

・子供の頃は夕食で食べたり・紅白歌合戦を見ながら食べたり・除夜の鐘を聞きながら食べたり、年越し蕎麦を食べる時間は決まっていませんでした。

親がつくる正月料理準備の進み具合によって、夕食時間~深夜12時頃までの幅があったようです。

紅白歌合戦を見ながらコタツで寝ていると、「年越し蕎麦」を食べようと起こされていた思い出があります。

子供の時には年末年始は天国のようでした。

冬休みで長期休暇に入ると同時に、クリスマスプレゼント・クリスマスケーキ・クリスマスのご馳走~大晦日の年越し蕎麦~お年玉・お正月のご馳走などです。

冬休みは行事が多く親も先生も忙しいのか、学校の宿題や家庭での勉強もうるさく言われないので良かったですね。

大晦日に家族全員で食卓を囲んで、一年のいろいろな出来事を思いながら無事に新年を迎えられることに感謝する年越し蕎麦の風習は大切にしたいですね。

蕎麦には「ルチン」が含まれています。

「ルチン」には毛細血管の壁を強くしたり、高血圧を予防する働きがあるとされています。

ルチンが豊富に含まれている年越し蕎麦を食べて新年を迎えませんか。

 

次に、年越し蕎麦の由来・年越し蕎麦の英語表記・海外での年越しなどの紹介をします。

 

年越し蕎麦の由来

 

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年越し蕎麦の由来では、蕎麦が細くて長いことから縁起をかついで「健康長寿」・「家運長命」を願ってたべたという説が一般的なようです。

蕎麦(そば)は長く伸ばして細く切って作る食べ物です。

細くて長いので「健康長寿」や「家運長命」などの縁起をかついだというのは納得できますね。

年越し蕎麦にはほかにも説があります。

蕎麦が麺類よりも切れやすいので「今年一年の災厄を断ち切る」という説です。

大晦日に年越し蕎麦を食べるという風習が定着したのは江戸時代だとされています。

 

年越し蕎麦の英語表記

 

年越し蕎麦の由来では2つの説が有力です。

細くて長い蕎麦で「健康長寿」・「家運長命」を願って食べた説・切れやすい蕎麦で「今年一年の災厄を断ち切る」とする説などです。

年越し蕎麦の英語表記を調べると、「the buckwheat noodles eaten on New Year’s Eve」になるようです。

欧米には蕎麦などの食べ物や、大晦日に年越し蕎麦をたべる風習もないのでワンフレーズでは表記できません。

海外で年越しに食べる食べ物にはいろいろあります。

日本で大晦日に年越し蕎麦を食べるように、海外でも12月31日に縁起をかついだ食べ物をたべる風習があるようです。

 

海外での年越しの食べ物

 

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年越し蕎麦の由来では、蕎麦が細くて長いことから縁起をかついで「健康長寿」・「家運長命」を願って食べたという説・蕎麦は切れやすいので「今年一年の災厄を断ち切る」という説などが有力です。

年越し蕎麦の英語表記ワンフレーズにはなりませんね。

海外の年越しの食べ物には、ニシンの酢漬け・ザワークラフト・ブドウ(葡萄)などがあります。

ニシンの酢漬けはポーランドの年越しの食べ物になります。

ポーランドでは大晦日の夜に、12時と同時にニシンを食べます。

ニシンを食べると博愛の1年になると言われる迷信です。

ニシンの銀色は硬貨を連想させるので、将来の富を願うという意味もあるようです。

ザワークラフトはドイツの年越しの食べ物になります。

ドイツで年越しに伝統的に食べる食べ物のザワークラフトは酸っぱいキャベツの漬物です。

ザワークラフトを食べることで、幸福と富の新年を迎えられると言われています。

ドイツの家庭ではザワークラフトの大皿を回しながら、家族全員の幸福を願うそうです。

12粒のブドウを年越しに食べるのはスペインです。

大晦日の夜に12時の鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べます。

鐘の鳴る間に12粒のブドウを食べきると幸運が訪れるという迷信です。

12回の鐘はテレビ中継されるので、多くの一般家庭では12粒のブドウを食べるそうですが食べきれない人が多いそうです。