成人祝いのお返しは必要?何を渡す?のしの書き方、お礼の手紙の例文
1月の第2月曜日は着飾った新成人を見かけます。
親や祖父母の年代の人は、自分の成人の日の頃を懐かしく思い出すのではないでしょうか。
親や祖父母の時代の成人の日は1月15日でした。
現在はハッピーマンデー制度によって現在は1月の第2月曜日になっています。
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」の内容が、「成人の日」の趣旨になっているようです。
1月の第2月曜日の「成人の日」には、各市町村で新成人を招いて成人式が行われています。
成人式は日本政府の主催ではありません。
各地方自治体の自主的な行事なので、成人の日以外に主催する自治体もあります。
成人式では、講演会・パーティーが行われて記念品などが贈られるケースが多いようです。
成人式には年度内に満20歳となる新成人が参加します。
成人の日には、毎年のように破廉恥行為をした新成人の人たちがニュースで流されます。
ハチャメチャな破廉恥行為を行った新成人は、大人になったことを自覚する前に警察のお世話になっているようです。
我が子や孫の新成人を祝っていた親や祖父母のガッカリ感は大きいでしょうね。
子供や孫の人生の節目を祝って、成人祝い金や祝いの品を贈る人も多くいます。
次に、成人祝いの品やお祝い金・成人祝いのお返しは必要?・成人祝いのお返しはお菓子・成人祝いのお返しの熨斗(のし)と書き方などの紹介をします。
成人祝いの品やお祝い金
成人のお祝いは身内のお祝い事なので身近な人で祝うのが一般的です。
祝い膳や家族での外食などで新成人の大人への仲間入りをお祝いすることが多いようです。
新成人にはお祝いの品やお祝い金が贈られます。
お祝いの品は男性の場合は、腕時計・ネクタイ・スーツ・礼服・靴・バッグ・名刺入れなどが選ばれているようです。
女性の場合は、腕時計・ジュエリー・ハンドバッグ・スーツ・礼服・振袖・礼服などが選ばれているようです。
成人祝い金を親が子供に贈る場合の相場は1~5万円の範囲が多いようです。
祖父母が孫に贈る場合の相場は1~10万円が目安のようです。
伯父伯母(叔父叔母)が姪や甥に贈る場合は1万円~が目安です。
親の友人・知人や、遠い親戚が贈る場合の目安は5千円~になります。
成人祝い金を包む熨斗(のし)の水引は慶事の紅白で、蝶結びのものを選びます。
成人祝いが人生の節目のお祝いの慶事という理由で、蝶結び(蝶切り)の熨斗(のし)が選ばれています。
熨斗(のし)の表の上段には、「御祝」・「御成人祝」・「祝御成人」と書きます。
下段には贈る人の氏名をフルネームで書きます。
成人祝い金に使う紙幣は新札を使います。
肖像がある側を封筒の表面を向くように入れるのがマナーとされているようです。
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成人祝いのお返しは必要?
成人祝いのお返しは必要でしょうか。
身内の場合は基本的にお返しの必要はないと考えられているようです。
只、成人祝いを貰った新成人がお礼状を書いて謝意を伝えるのがマナーだとされています。
身内以外の人からお祝いを頂いた場合は、「内祝」としてお礼の品を贈るのがマナーになります。
お祝いをお返しする期間は、一週間以内までがマナーだとされています。
遅くとも1月中にはお返しの品が届くようにするのがマナーになっています。
次に、成人祝いのお返しはお菓子・成人祝いのお返しの熨斗(のし)と書き方などの紹介をします。
成人祝いのお返しの熨斗(のし)
成人祝いのお返しは身内の場合は必要ないとされていますが、お礼状を書いて謝意を伝えるのがマナーだと考えられます。
身内以外であれば、成人祝いのお返しの品(お菓子等)を遅くとも1月中には先方に届くように贈るのがマナーだとされています。
成人祝いのお返しには熨斗(のし)をかけて贈るのがマナーです。
熨斗紙をつけるのは、品物をより丁寧に贈るという証になるとされています。
先方に贈る場合は豪華なラッピングよりも熨斗紙をかける方が格式が高くなります。
熨斗の種類は、「祝いのし」になります。
水引は紅白の蝶結びです。
表書きは、上段に「内祝」・「成人内祝」・「御礼」などと書きます。
下段には新成人の名前をフルネームで書きます。