自力で副腎皮質ホルモンを増やす方法
副腎皮質ホルモン(ふくじんひしつホルモン)とは、副腎皮質で産生されるホルモンの総称になります。
副腎皮質ホルモンは炎症・炭水化物代謝・タンパク質に関わっています。
副腎皮質ホルモン(ステロイド)の薬は、抗炎症作用や免疫抑制作用が強いので肌や体のトラブルの治療に用いられています。
副腎皮質ホルモン(ステロイド)の薬には「副作用の危険性がある」というイメージも強いことから使用を避けるようにしているという人も多いようです。
ステロイド薬に効果があることから使いすぎたり、反対に極端に避けるのではなく正しい使用が大切です。
副腎皮質ホルモン(ふくじんひしつホルモン)は生活習慣や食習慣で増やす方法はあるのでしょうか。
ステロイド薬には強力な抗炎症作用・免疫抑制作用・抗アレルギー作用があるとされています。
ステロイド薬を使うことで炎症や免疫の異常によるさまざまな疾患の治療法に使用されています。
ステロイド薬の重い副作用には、・易感染性・ステロイド糖尿病・精神障害・骨そしょう症・無菌性骨壊死・消化性胃潰瘍などがあります。
軽い副作用には、肥満・ニキビ・食欲亢進・生理異常・多毛症・妊娠線・不眠などがあります。
次に、副腎皮質ホルモンやホルモンを増やす方法の紹介をします。
副腎皮質ホルモンを増やす
副腎皮質ホルモンを増やす方法には食習慣の改善があります。
副腎皮質ホルモン分泌を改善する栄養素にはビタミンC・ビタミンB5・ビタミンB6・ビタミンE・イソフラボンなどがあります。
ビタミンCが多い食べ物には、ブロッコリー・ピーマン・パプリカ・イチゴ・キウイ・みかん・レモン・グレープフルーツ・オレンジなどがあります。
イソフラボン・ビタミンB6
副腎皮質ホルモンを増やす方法には、ビタミンC・ビタミンB6・イソフラボンなどがあります。
イソフラボンはポリフェノール一種です。
イソフラボンは大豆イソフラボンに多く含まれています。
大豆イソフラボンは体内で女性ホルモン(エストロゲン)と同じような働きをします。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの減少による更年期障害の諸症状や生理不順の改善などにおススメです。
豆腐・納豆・豆乳・みそ・しょうゆなどの大豆食品を料理に使って大豆イソフラボンを食べませんか。
ビタミンB6にも女性ホルモンのバランスを整えます。
ビタミンB6にはマグロ・カツオなどの魚肉・肉類のレバー・大豆製品・ナッツ類・にんにく・バナナなどに多く含まれています。
副腎皮質ホルモンとサプリメント
副腎皮質ホルモンを増やす方法におススメのサプリメントがあります。
副腎皮質ホルモンの機能を回復させるサプリメントは「パントテン酸」を含むサプリメントになります。
パントテン酸とはビタミンB5のことです。
ビタミンB5(パントテン酸)は、成長ホルモン・ストレスに強くなるホルモン・性ホルモンなどの生産にかかわるビタミンになります。
ビタミンB5(パントテン酸)は、細胞の修復や免疫力アップにも大きな力を発揮します。