こたつ布団がカビ臭い。こたつ布団を洗う頻度、洗い方、保管方法
こたつ布団を愛用している人も多いと思います。
こたつ布団の汚れや臭いが気になったらどうしていますか?
こたつ布団は自宅で洗えるのでしょうか。
洗えるとすれば洗う頻度はどの程度でしょうか。
こたつ布団がカビ臭いのは困りますね。
こたつ布団がカビ臭いときの取り方を知っていれば役立ちそうです。
こたつ布団の汚れは、汗・皮垢・血液・埃・ばい煙・動物性油脂・細菌・カビ類・飲食物・化粧品などです。
汚れの成分は多種多様で汚れ方も複雑です。
化学的性質から汚れを大まかに分けると、水溶性の汚れ・油溶性の汚れ・不溶性の汚れになります。
こたつ布団が汚れた時の応急処置は、水溶性・油溶性・不溶性の汚れで違うので注意がひつようです。
次に、こたつ布団の汚れの種類・こたつ布団を洗う頻度・こたつ布団がカビ臭い原因・こたつ布団のカビ臭い場合の取り方・こたつ布団は干すだけで良い?などの紹介をします。
こたつ布団の汚れの種類
こたつ布団についた汚れの種類を紹介します。
水溶性汚れには汗・皮脂があります。
布団の汚れの成分のなかで汗は無視することができません。
汗汚れには、塩分・尿素・浮酸・アンモニア・皮脂油成分・皮脂蛋白成分などが含まれています。
汗と一緒に分泌される皮質成分が空気に触れると酸化します。
汗汚れが酸化して黄ばみや細菌により臭いが発生します。
汗の塩分等で生地が変色して脆くなります。
汗汚れに対しては定期的な水洗が必要になります。
油溶性汚れには、人体の分泌物・飲食物などがあります。
油溶性の汚れは有機溶剤には溶けますが水には溶けません。
インク・口紅の応急処理は、ベンジンやシンナーをつけた布やブラシで軽く叩いて取ります。
ベンジンやシンナーは生地や柄を色落ちさせることがあるので、気になる時にはクリーニ
ングに出してください。
不溶性汚れには、スス・粘土・炭・泥・鉄粉・有機性のチリなどになります。不溶性の汚れ
は、有機溶剤にも水にも溶けません。
スス・炭・泥汚れの応急処理は、ガムテープなど粘着性のあるもので、表面の粒子を取れだけ取ります。
布団の繊維の中まで入り込んだ汚れは完全には取れません。
不溶性の汚れをとりたいときには水洗いするしかありません。
次に、こたつ布団を洗う頻度・こたつ布団がカビ臭い原因・こたつ布団のカビ臭い場合の取り方・こたつ布団は干すだけで良い?などの紹介をします。
こたつ布団の水洗い
こたつで寝るとなかなか起きられませんね。
こたつで寝るときは脱水症状に気を付けた方がよいそうです。
こたつで寝ると気づかないうちに大量に汗をかいています。
大量の汗・みかんの汁・クッキーの食べカス・食品の汚れがついたこたつ布団は汚れがたく
さんついています。
キチンと洗わないと臭いがでてきますよ。
布団カバーを洗濯して、表面の汚れだけでなく布団の中に染み込んだ汚れもキレイ落としてください。
こたつ布団を洗う頻度は家族数によります。
こたつ布団がカビ臭いときには水洗いをしましょう。
こたつ布団のカビ臭いの取り方は、洗濯機と足ふみ洗いでOKです。
こたつ布団を洗ったらあとはシッカリ干すだけです。
洗濯機と足ふみ洗い
こたつ布団を自宅で洗う前に確認することがあります。
自宅で洗濯できるかを確認します。
自宅で洗えない素材であればクリーニング店にお願いします。
こたつ布団の裏側に洗濯表示がついています。
洗濯機マークや手洗いマークがついていれば自宅で洗えます。
水洗い不可やドライマークがついている場合は家庭での洗濯は無理です。
洗濯ものへのダメージが少ない洗剤を用意します。
蛍光剤配合の洗剤は避けましょう。
蛍光剤配合の洗剤は色あせて見える時があります。
洗濯の前処理は、ホコリ取りとシミ落としです。
洗濯機マークがあるこたつ布団なら、洗剤・酸素系漂白剤・柔軟剤を使って洗います。
洗う時には洗濯ネットに入れます。
ネットに入れる時には汚れた部分を外側にします。
洗濯機で洗濯した後の脱水は少しだけします。
脱水を最後まですると、こたつ布団の中の綿がダメージを受けます。
洗濯機に入らない大きなこたつ布団は、お風呂の浴槽で足ふみ洗いをします。
足ふみ洗いでは、洗剤・漂白剤・柔軟剤で洗います。
汚れた部分を外側にして屏風たたみをして浴槽に入れます。
たたんだこたつ布団が浸かるくらいのぬるま湯に洗剤・漂白剤を入れます。
こたつ布団の上に乗って思いっきり足ふみをします。
洗い終わったら、キレイな水に代えてすすぎます。
洗剤が残らないようにシッカリすすいでください。
脱水は洗濯機で少しだけして、後は自然乾燥します。乾かすのに数日はかかります。